ハースF1チーム 小松礼雄「ベアマンはフェラーリのF1ドライバーになれる」
ハースF1チームの代表である小松礼雄は、オリバー・ベアマンのこれまでの成熟度と落ち着きぶりに感銘を受け、彼が将来のフェラーリドライバーになると確信している。

10代のドライバー、オリバー・ベアマンは今シーズンから複数年契約でハースF1チームに加入したが、将来的には「シニア」シートへの昇格を目指しており、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに在籍したままである。

オリバー・ベアマンは昨シーズンのサウジアラビアグランプリで、体調不良のカルロス・サインツJr.に代わってスクーデリア・フェラーリから出場し、ポイントを獲得するなど、予想外のF1デビューを果たした。

2回目のレースは、出場停止中のケビン・マグヌッセンに代わってハースF1チ-ムで行われ、2つの異なるチームでレースをしながら最初の2レースでそれぞれポイントを獲得した初のドライバーとなり、F1の歴史に新たな一ページを刻んだ。

オリバー・ベアマン、フェラーリの資格を分析、ハースとの契約期間が確定
ハースF1チームのチーム代表である小松は、契約が「2プラス1」の性質を持つことを確認した。つまり、3年目のオプションが付いた2年契約であることを意味するが、ハースが上昇傾向を維持し、ベアマンが「完璧な」ドライバーであることを示した場合、小松礼雄が言うように、2023年のメキシコでのチームとのFP1初出場から「すぐに」その実力を示したように、将来的にはフェラーリへの移籍も選択肢に入るはずだと予測している。

オリバー・ベアマンを将来のフェラーリドライバーとして見ているかと問われると、小松礼雄は「そうですね。彼はフェラーリの(ジュニア)ドライバーで、我々は2年間彼と契約します。2年プラス1年です。しかし、彼が良い仕事をする前に我々が良い仕事をすれば、フェラーリがそれを無視するはずがありません」

19歳のオリバー・ベアマンはハースF1チームでドライバーを務めながらもフェラーリのジュニアチームに所属しており、今後数週間以内にフェラーリに会い、ドライバーとしてのベアマンに何を求めるかを決める予定だと小松礼雄は語った。

オリバー・ベアマン ハースF1チーム

こうした話し合いの一環として、小松礼雄はフェラーリが過去に何年にもわたって彼と仕事をしてきた経験を踏まえ、新しいドライバーについてさらに詳しく知ろうとするだろう。

「彼らは定期的なフィードバックを望んでいるはずです」と小松礼雄は語った。

「実際、2月の第1週に彼らに会う予定なので、彼らと一緒に座って、どのようなフィードバックグループを望んでいるのかを正確に理解します」

「これまでずっと彼のキャリアを監視し、重要な役割を果たしてきた彼らにもフィードバックを与えたいと思っています」

「彼らは私たちよりもオリーのことをよく知っているので、その方面から得られるどんな助けも私たちにとって有益でしょう」

「だから、今オリーを担当している男とかなり緊密に協力したいと思っています」

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム / スクーデリア・フェラーリ / オリバー・ベアマン