ハースF1チーム、ピエトロ・フィッティパルディを2024年タイヤテストに起用
ハースF1チームは、来月の2023年イギリスGPの翌週にシルバーストンで行われるピレリのタイヤテストに、公式テスト兼リザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディが参加することを明らかにした。

ハースF1チームは、2024年シーズンに向けて準備中のプロトタイプタイヤを試すために、7月11~12日に行われるテストに参加する。

テスト初日はニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンがそれぞれ午前と午後のセッションを担当し、水曜日はフィッティパルディが両セッションを担当する。

2度のF1ワールドチャンピオンでインディ500で2度優勝したエマーソン・フィッティパルディの26歳の孫であるフィッティパルディは「再びハンドルを握ることができてとてもうれしい」と語った。

「シルバーストン周辺でF1マシンを運転したことがないし、このスポーツで最もクラシックなトラックの1つだと思うので、とても楽しみだ」

「興奮すると同時に、チームのために素晴らしい仕事をすることにも集中しているし、クルマの開発に関してチームのためにできる限り多くのことを学ぼうとしている」

「ピレリのタイヤテストは重要なテストになるだろうし、ハースのためにいい仕事ができることをとても楽しみにしている。VF-23をドライブする機会を与えてくれたチームに感謝したい」

フィッティパルディは5シーズンにわたってチームと仕事をしてきた。今年はIMSAスポーツカー選手権とFIA世界耐久選手権に参戦し、レースでの調子を保っている。今年のル・マンではLMP2のフロントローからスタートした。

「ピエトロのような経験を持つリザーブドライバーはあまりいないので、彼のVF-23に対するフィードバックは我々にとって貴重なものになるだろう」とハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは語った。

「ピエトロは常に素晴らしい労働倫理を持ち、チームの目標達成のために学び、サポートしようとする彼の情熱が、私たちとの関係を継続させるカギとなっている」

「彼が他の2つのレースプログラムをフルにこなすことは、マネーグラム・ハースF1チームにとって有益なことであり、今年のチャレンジャーに出場する時間を提供することは、彼が再びどんな事態にも対応できることを意味する」

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