ハースF1チーム代表、Bチーム論争にうんざり「言い続けくれて結構」
ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ライバルのF1チームが2022年初頭にハースとフェラーリとの関係についての発言は「壊れたレコード(=しつこい)」のように感じたと語った。

新世代F1マシンにリソースを投入するために2021年はクルマの開発にしないことを選択してポイントを獲得できなかった困難なシーズンの後、2022年はケビン・マグヌッセンがシーズン開幕戦で5位でフィニッシュし、ハースF1チームは2022年の素晴らしいスタートを切った。

しかし、ハースF1チームの好調ぶりは、マクラーレンを含む他のチームからの精査につながり、F1におけるいわゆる“Aチーム”と“Bチーム”の関係について懸念が生じた。

ハースF1チームは、2016年にグリッドに加わって以来、フェラーリとの技術的パートナーシップを享受しており、F1レギュレーションで許可されている多くのリステッド・パーツを使用している。

正式な苦情は出されていないものの、ハースF1チームは、FIA(国際自動車連盟)がフェラーリとの関係について懸念があるかどうかをチェックしたいのであれば、ドアは開いていると常に主張していた。

ハースF1チームの代表であるギュンター・シュタイナーは、他のチームからのコメントを振り返り、フェラーリとの関係について何年にもわたって質問されてきた後、「そういったことには慣れてしまうものだ」と語った。

「優れていれば、あなたは模倣者だ。酷い状況ならば、誰もあなた気にしない」とギュンター・シュタイナーはAutosportに語った。

「オーケー、それなら言い続けばいい。我々は以前にもこれを聞いてきた。壊れたレコードのようにね」

「何もすることはない。私はそれについてあまり気にしていない」

バーレーンでのケビン・マグヌッセンの5位フィニッシュは、2022年のハースF1チームのベストリザルトだった、チームは37ポイントでチャンピオンシップで8位でフィニッシュし、シーズンは大成功を収めた。

また、F1ブラジルGPでは、ケビン・マグヌッセンがハースF1チーム史上初の衝撃的なポールポジションを獲得した。

今年、ハースF1チームは、新しいタイトルスポンサーであるマネーグラムの登場に伴い、2023年の新しいロゴとアップデートされた公式チーム名を発表した。

追加の財政的後押しにより、ハースF1チームは予算の上限に到達するように設定されており、ギュンター・シュタイナーはチームが「決して悪い立場にあったことはない」と述べたが、マネーグラムの登場により、より公平な競争条件になると述べた。

「2020年はパンデミックが発生したため、簡単な立場ではなかった」とギュンター・シュタイナーは述べた。

「しかし、それは我々を非常に堅固な立場に置いていると思う。最高のものであるかどうか? 我々は最初はすべてにおいて非常に堅実だったと思う」

「2016年に我々が入ったとき、予算上限はなかったので、たとえ財務状況が良好であっても、他のチームよりもはるかに低かった」

「しかし、今では、他と比較しても、我々は財政的に非常に競争力がある。競争力はないにしても、我々は平等だ」

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム