ハースF1、VF-21のエンジン初始動はバーレーン到着まで見送り
ハースF1は、VF-21に搭載するエンジンに初始動に問題を抱えているという報道を認め、テストが実施されるバーレーンに到着するまで見送ることにしたと語った。

ハースF1は、チーム創設以来初めてバンベリーにあるファクトリーで新車を製造。通常、パーツはバンベリーからイタリアに送られていたが、今年は多くのパーツが同じままなので、逆の方法をとった。

2021年F1マシン『VF-21』のパーツはすべて揃っているが、問題が1つ発生した。フェラーリのF1エンジンだ。エンジン自体は英国にあるが、インストールするためのエンジニアが英国に入国できていない。英国に入国するには2週間の検疫を行う必要があるためだ。

「フェラーリのスタッフが検疫する必要があるため、エンジンを始動するためにバンベリーに来ることに問題がある」とハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは語った。

「我々は時間的にその余裕がないので、バーレーンで初始動させることにした」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ハースF1チーム