ハースF1、フェラーリにF1エンジンのペース不足の調査を望む
ハースF1のチーム代表ギュンター・シュタイナーは、2020年の開幕戦F1オーストリアGPで直面したペース不足について、フェラーリF1がパワーユニットを調査することを望んでいると語る。

F1オーストリアGPの予選では、フェラーリのF1エンジンを搭載する全チームが前年よりも遅く、フェラーリ(+0.920秒)とアルファロメオ(+1.119秒)は著しくペースを落としていた。

ハースF1(+0.619秒)は、上記の2チームほど前年比で落としてはいながいが、ギュンター・シュタイナーは、その傾向は調査が必要だと考えている。また、新しい燃料流量測定規則が影響を与えたかどうかはわからないと付け加えた。

「燃料流量の状況かどうかはわからない」とギュンター・シュタイナーは語った。

「確かにこれらの3台のマシンのエンジンは、予選で昨年よりも遅くなっているという共通点がある。皆さんが見たように…非常に奇妙に思っていることは十分に立証されていると思う。私は本当に知らないがね」

「ご存知のように、私は昨年のエンジンに関与していない。その年の終わりに何が起こったのかについてはコメントできないが、あれ以上速く走れなったのは確かだし、遅くなったマシンがほとんどいないなかで、遅くなったマシンはフェラーリのエンジンを搭載している。だから、私はそれを調べて、どの部分に取り組めるかを確認する必要があると思う。それは我々よりもフェラーリの問題だ」

レースペースは予選よりも励みになるものだったが、ハースF1の2台は揃ってブレーキ問題でリタイアを喫した。ギュンター・シュタイナーは、チームがオーバーヒートに対処し始めたときには状況がこれほどまで悪化するとは理解していなかったと語る。

「ブレーキの問題だ。なぜ起こったのかはわからない。まだ調査中だ」とギュンター・シュタイナーは言った。

「かなり早い段階で過熱していたが、なんとかしなければならないと言うレベルではなかった...レースの最後まで到達するために管理する必要はあったが、これほどまでに劇的だとは思わなかった。壊れるか、持続しなかっただおる。それが起こったことだ」

「オーバーヒートによって消耗していた。なぜこのような過熱があったのかを知る必要がある。我々は生き残ることができると確信していた。ブレーキは常にここでの問題だが、レースを終えることができないほどの大きな問題であるとは思っていなかった」

「我々はそれを予期していなかったし、相関もしくは何らかのものと関係しているに違いない。熱くなっていることは認識していたが、限界で走る必要があるものだし、限界に近い、もしきは限界を超えているとは思わなかった。同じ状況で走れることが役立つのは確かだ。実際のデータと事実を入手できるからね。そうでなければ単なるシミュレーションということになる。シミュレーションと一致しなかった理由を調べる必要がある」

F1マシン レッドブル・リンク 予選タイム比較

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム / スクーデリア・フェラーリ