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ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、先週末のF1イタリアGPで6位でフィニッシュしたロバン・グロージャンが失格処分になったことに苛立ちを募らせている。

F1イタリアGPを6位でチェッカーを受けたロマン・グロージャンだったが、ルノーからの異議申し立てによって、VF-18のフロアに車両規定違反があったとしてレース後に失格処分を科せられた。

ハースF1チームは、スチュワードの裁定に対して、正式に控訴している。

F1イタリアGPの失格処分について質問されたギュンター・シュタイナーは「時々、このような方法で対抗してくる者がいる」とコメント。

「彼らはコース上で倒せなかったら、法廷で倒そうとする」

「そのようなことが起こっているように思う。嫉妬に対して懸命に働かなければならない。我々はむしろそのために懸命に働き、さらに戦っていきたいがね」

ギュンター・シュタイナーは、コンストラクターズ選手権4位がハースとルノーの一騎打ちになったことで、バドックでの駆け引きがコース上のバトルと同じくらい激しい戦いになっていると認める。

「完全にそうだ。そうしなければならないときもある。レースではあらゆるアプローチを採らなければならない。それは正しい行為か? それはあっち側に決めてもらいたい」

「それが私の気を散らせることはない。我々のスタッフは努力を必要としている場所をわかっている。レースに臨むときに気を散らされることはない。我々は常に良い結果を出そうとしているし、それ以外のことはオフラインにしている」

「このようなことが起こっているが、それについて積極的に考えたり、それについて考えることに労力を費やしたくはない」

ギュンター・シュタイナーは、先週末のルノーのそのような動きが、次戦シンガポールGPでハースがより大きく良い結果を出すための刺激にさえなるかもしれないと語る。

「心の奥ではそう思っているし、さらに多くのモチベーションになる。『あなたがやっていることはあまり気にはしていない。我々はこれからも良い仕事をしていくつもりだ』といった感じだ」

「チームの全員が良い結果を目指しているし、4位のために戦っている。彼らはモチベーションを高めている。私が彼らに何かを言ったり、彼らに言われる必要はない。全員がすでにそのようなスピリットを持っている」

「我々はクルマが優れていること、チームが優れていること、ドライバーが優れていることを示してきた。シーズン序盤からそれをわかっていたが、生かすことができなかったし、本来獲得していたはずのポイントを逃してきた」

「今年の序盤、チーム外にいる人々は、我々がこの状態を維持できるかどうかを疑っていたが、我々はかなり安定していることを示してきた」

「ルノーのようなワークスチームと戦っているので、我々は自分たちの期待を少し上回っていると思う。我々が3シーズン目であることを考えれば、そのようなことができるとは思っていなかった。全員がそれを本当に誇りに思っていいと思う」

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム