ファン・パブロ・モントーヤ
ファン・パブロ・モントーヤは、アメリカでF1チームを運営するというジーン・ハースの計画は“狂っている”と述べた。

2001年から2006年までF1に参戦し、7勝を挙げたファン・パブロ・モントーヤは、アメリカでのF1チームの運営はうまくいかないと考えている。

ロングビーチのインディカーイベントでファン・パブロ・モントーヤは「彼がここアメリカでチームを作りたいと思っているなら、それは完全に狂っていると思う」とコメント。

「狂っていると言うことさえできない。意味のないことだからね」

「イングランドからシャーロットに人々を引越しさせることなんてできないだろう」

また、F1を離れて以降、NASCARに参戦し、今年インディカーでシングルシーターレースに復帰したファン・パブロ・モントーヤは、F1がヨーロッパのルーツに背を向けていることについて警告した。

「F1はヨーロッパをあまり捨てすぎないように注意しなければならないと思う」

「オリジナルのファンがいる場所であり、クルマファンがいる場所だ。ヨーロッパを払いのけ続けてほしくはない」

「他の場所が彼らにより多くの資金を与えることはわかっている。でも、イギリスGPやスペインGPがなくなることを想像してみてほしい」

「多くのビックレースがあるし、それを取り外してもらいたくはないね」

一方、ジーン・ハースは、多くの部外者がなぜ彼のチームに疑いを抱いているかについて理解していると述べた。

「以前に誰もやろうとしなかったことなので、もちろん、懐疑論はある」

「それを和らげるために我々にできる唯一の方法は、そこにいって、それを成し遂げることだ。我々には柔軟性があると思っている」

「状況が正しくいかない場合、我々は異なる方向に進むし、それを成し遂げるために何でもやっていく」

「失敗しているほかの人々について話すことはできない。彼らがなぜ失敗するのかわからない」

「おどらく、彼らが失敗した部分を我々は解明できるだろう。だが、我々はこれを進め、成功を収めるうえで正しいルーツがあると思っている」

「私は、他の人々ができないと言ったプロジェクトを引き受けることにかなり成功してきた」

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム