ロマン・グロージャン、最終戦欠場は「皮膚移植のリスクを避けたかった」 / ハースF1
ロマン・グロージャンは、F1キャリア最後のレースとなるはずだった今週末の最終戦アブダビGPを欠場することによって長期的な健康を守ることができると語った。

F1バーレーンGPでマシンが炎上する大クラッシュから生還し、F1サヒールGPを欠場したロマン・グロージャンは、F1アブダビGPで火傷を負った手でハースF1のコックピットに戻るのではなく、スイスに帰国するという“最も困難だが賢明”な決断を下した。

帰国を前にロマン・グロージャンは「パドックに別れを告げた」と France 2 に語った。

「ゲートでパスをスキャンして、『F1ドライバー』の下に自分の名前が表示されるのはおそらくこれが最後だと思った」

「僕の左手はまだひどく火傷しているので、アブダビにはいない。安全ではないし、皮膚移植は避けたい。でも、来年はパドックに戻って友達に会いに来るよ」

一部では、F2チャンピオンを獲得した来季のハースF1のドライバーであるミック・シューマッハが、ロマン・グロージャンの代役を務めるとの噂もあったが、チームはピエトロ・フィッティパルディが再びマシンに戻ることを発表している。

F1のレジェンドであるエマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロは、F1サヒールGPを最下位でフィニッシュして後、「最近ではF1に到達するのはとても難しいけど、これで僕はF1レースを終えたと言うことができる」と語った。

来年、チップ・ガナッシからIMSAスポーツカー選手権に参戦することが決まってるハースF1のレギュラードライバーのケビン・マグヌッセンは、2020年のチームノマシンは「フィールドで最も遅いのは間違いない」と語った。

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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / ハースF1チーム