マックス・フェルスタッペン
ロマン・グロージャンは、F1モナコGPでのクラッシュについて、ミスを認めず謝罪もしないとして、マックス・フェルスタッペンを批判した。

F1モナコGPで10位入賞を狙っていたマックス・フェルスタッペンは、ターン1で前のグロージャンに追突し、大クラッシュを喫した。

この件でマックス・フェルスタッペンにはF1カナダGPでの5グリッド降格、スーパーライセンスに2ポイントのペナルティーポイント加算された。

事故直後にマックス・フェルスタッペンはロマン・グロージャンがブレーキテストをしたとグロージャンを非難。しかし、ロータスは前のラップよりも遅くブレーキングしたとのデータを出してこれを否定している。

2012年、ロマン・グロージャンは無謀なドライビングが多く、マーク・ウェバーから“オープニングラップの狂人”という不名誉なあだ名をつけられたが、その後大きな成長を遂げたドライバーの1人となっている。

ロマン・グロージャンは、若いドライバーがミスを犯すのは問題なく、その時に手を挙げて誤りを認めることが重要との考えを述べた。

マックス・フェルスタッペンから謝罪がなかったことに失望しているかと質問されたロマン・グロージャンは「その通りだ。グランプリ後にスチュワードのところへ行った時、僕は彼の背中をぽんと叩いたんだ。“ブレーキテストされた”など言わず、ただ“ごめんなさい”と言えばいい」とコメント。

「実際、僕は前のラップより遅くもブレーキングしてた。こんな展開は望んでなかった。ミスをするのは構わない。時に起きてしまうものだ。でも、そこから学ばなければいけない」

「僕もミスを犯した。それもかなりたくさんね。でも、僕はそこから学んだ。そして、2013年に表彰台に上がった。クラッシュを起こしたり、レースでミスをしたりするのは問題ない。大事なのはそれを認めて学び、ぶつかった相手に素直に謝ることだ」

「僕にとってはもう終わった問題だ。過去から学んだ。一時は“オープニングラップの狂人”などと呼ばれ、ちょっと傷ついた。マークのおかげでね!」

「でも、それによって僕はとても強くなった。勉強になった。今、僕が望むのは、彼がそれを自覚して学んでくれることだけだ。そうすれば必ず彼は良いレースができる」

この論争はF1カナダGPの木曜記者会見にも拡大した。F1モナコGPでの経験を指摘したフェリペ・マッサにマックス・フェルスタッペンが反論した。

ロマン・グロージャンは、これにさらに不快感を示した。

「マックスは本当にとても才能があると思う。ここまでの彼はとても印象的な仕事をしてきた。でも、ミスをした。それに気づいてくれないのは残念だ。今日の記者会見でも同じだった。“僕は今まで通りドライブする”とね。F1は危険だ。それを覚えておくべきだ」

ロマン・グロージャンは、F1で日が浅いルーキーたちが巨大なプレッシャーの中で間違いを認めるのは難しいだろうと語る。

「そうだろうね。いつも力を示さなければ、存在を示さなければならないと思っているからね」

「彼はFP1で2番手だった。それはとても立派だ。予選も良かった。でも、ピットストップが悪くて僕の後ろになってしまった。彼は何度もブルーフラッグを使って、良い動きを見せていた。もう少しで10番手を取り戻せるところだった。それで、こう考えたんだろうね。『モナコでオーバーテイクできるところをみんなに見せてやる』とね」

「僕も2013年にダニエル・リカルドを相手に同じことを試した。うまくいかなかったけどね。僕もミスを犯した。だから、それはまったく構わないんだ。後で謝りさえすればね」

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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / マックス・フェルスタッペン