ロマン・グロージャン
ロマン・グロージャンが、2012年のロータス・ルノーGPのドライバーになった喜び、キミ・ライコネンとチームメイトになることについての想いを語った。

ロマン・グロージャン 2012年度 F1レースドライバー - この響きはいかがですか?
F1ドライバー! Wow! 夢が叶ったよ。今の気持ちを表す適切な言葉が見つからない。最高だとしか言えないし、来年3月18日のオーストラリアGPのスタートが待ち切れないよ!

アブダビとブラジルでFP1で走ると聞いた時、クリスマスの子供のような気持ちだと言っていましたね。今回は全く新しいレベルの興奮に違いありませんよね?
2年ぶりにマシンに戻ったときはクリスマスに子供が感じる感覚と比較した。来年のシートを獲得した今は、気持ちの全てを表現するのはやっぱり難しい。ちょっとした炎のようなものが僕の心のなかで激しく増大している。毎日をハッピーに感じるだろうし、F1に戻るチャンスを与えられたことは完全に認識している。途方もない感覚だよ!

GP2シリーズで勝ったことの影響はどれくらいだと思います? FP1での走行は来季マシンのシートを獲得することにどれくらい役に立ったと思いますか?
GP2でのシーズンは正ドライバーとしてシートを獲得する助けになったと思う。人々が僕に期待していた成長と成熟を示すことができたからね。僕はすでにチームリーダーになれるレベルにあった。アブダビとブラジルでの2つのフリー走行も僕が改善しているか、プレッシャーにうまく対処できるか、僕がまだ速いかを確認するためのリアルな評価のようなものだった。DAMSでの2つのGP2タイトルとそれらの全ての要素が、2012年のロータス・ルノーGPのシートを獲得することに大きく影響したのは確かだ。

あなたはずっとF1とモーターレーシングの技術面が好きでしたね。その技術はどれくらい役に立ちますか?
F1のテストセッションの数が減少したことで、ドライバーの技術的なノウハウはさらに大きな重要性を持つようになったと思う。エンジニアとの作業、どうすればマシンを改善できるかを理解すること、作業を正しい方向性に指し示すことが大好きなんだ。そのような全てにとても興味がある。ピレリテストだけでなく、レースをしたスポーツの様々な部門で、学び、知識を深めることができた。チームと僕が良い仕事をできることを願っているし、そう確信している。チャンピオンシップの開幕戦で良いレベルを成し遂げるために適切な道を見つけられると思っている。

来年あなたのチームメイトは、他ならぬ元ワールドチャンピオンのキミ・ライネンです。チャンピオンと並んで走ることに慣れなければなりませんね...
チームメイトとしてワールドチャンピオンがいることは慣れてきているよ! フェルナンド・アロンソ、そして今回はキミ・ライコネンだ。でも、そのような人達から多くのことを学べるので、本当に運の巡りあわせだ。それに同じマシンなので、彼らのレベルに匹敵できれば、ドライバーの質を証明できる。

キミからどのようなことを学べるでしょうか? 彼がチームメイトであることは、あなたのドライビングにどのような影響を与えるでしょう?
キミ・ライコネンは素晴らしいドライバーだ。彼はもう何も証明しなくてもいいし、彼と働くチャンスを得られたことを嬉しく思っている。僕にはピレリタイヤの理解があるので、僕もチームに何かをもたらせると思っている。彼はラリーでピレリを経験しているけど、F1タイヤでの経験はない。僕たちは素晴らしいペアになれると思うし、そのスピードはチームの大きなプラスになると思う。

来年の抱負と期待は?
来年への最大の期待と抱負はシーズンを楽しむことだ。僕たちは夢を生きていて、F1ドライバーになることがどれくらい凄いことかを忘れてはいけないと思う。シーズンを通してマシンに乗っている全ての瞬間をどれくらい楽しめるかが一番大切なことだ。もちろん、僕たちは結果を出すためにここにいる。僕の目標はいつも大きな笑みを浮かべてマシンを降りることだ!


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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / ルノーF1チーム / ロータス