ティモ・グロック、マクラーレンでの風洞作業の成果に期待
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2012年、マルシャはシーズン前にMR01をきちんとテストすることができず、開幕戦オーストラリアGPの予選では、ケータハムのヘイキ・コバライネンから2.6秒遅れというパフォーマンスだった。
しかし、マルシャは2011年にマクラーレンと風洞の使用を含めた技術契約を締結。また、パット・シモンズのコンサルタント就任を含めた技術構造の再編により、ライバルとのギャップをコンスタントに縮めていった。
マルシャは、2013年にKERSを初搭載することもあり、有望なシーズンを送れるとティモ・グロックは考えている。
「僕たちがマクラーレンに行って以降、風洞作業は成果を挙げていると思うし、それは今後のために非常にポジティブに見える」とティモ・グロックはコメント。
「2012年は、テストなしにオーストラリアに行くという非常に厳しいスタートだったこともあり、厳しい一年だった」
「でも、それ以降、僕たちはかなりクルマを改善させることができたと思う」
「再びギャップを縮められるとは思っていなかった。(レースペースで)ケータハムから1.5秒遅れていたけど、シーズン後半は非常に早くギャップを縮めた。それは素晴らしいことだ」
ティモ・グロックは、2012年シーズンのハイライトは、チーム設立以来のベストリザルトとなったF1シンガポールGPでの12位だと述べた。
「あのレースで僕たちは本当に正しいことができたし、リスクも冒せた」とティモ・グロックはコメント。
「韓国でもケータハムに実際にチャレンジできたし、オースティンもとても良い予選ができて良かった」
「レースで再びケータハムに遅れをとってしまったのは悔しかった。KERSの要因が大き過ぎたね。でも、僕にとっては非常に力強いレースだった」
マルシャは、2013年はティモ・グロックとマックス・チルトンというドライバーでシーズンを戦う。
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