ジョージ・ラッセル 「鈴鹿でメルセデスF1の直線速度不足の弱点が露呈」 / F1日本GP 予選
F1日本GPの予選を8番で終えたジョージ・ラッセルは、鈴鹿サーキットでメルセデスF1の直線スピード不足という弱点が「露呈」したと考えている。

雨の初日は競争力を見せていたメルセデスF1だが、ドライコンディションとなった土曜日は苦戦。鈴鹿サーキットのタイトなセクター1と最終セクターのテクニカルなシケインに対処するためにハイダウンフォースのセットアップを選択したが、ジョージ・ラッセルは、ロングストレートで弱点が露呈されたと語る。

「今年は最も効率的なマシンではなく、非常にドラッグが多いことはわかっていた。これはロングストレートもある最初のハイダウンフォースサーキットだ」とジョージ・ラッセルは説明した。

「通常、ハイダウンフォースのサーキットを見ると、ストレートは比較的小さく、直線のデルタを得られるチャンスもない」

「今日はおそらくストレートでレッドブルに0.7~0.8秒を失っていたと思うし、サーキットは僕たちの弱点を露呈した」

アルピーヌF1チームのエステバン・オコンとフェルナンド・アロンソが5番手と7番手で予選を通過したため、メルセデスF1は4番目に速いチームとして予選を終了。ジョージ・ラッセルはチームが「これほど難しいとは思っていなかった」と認めた。

「ポール争いをするとは全く予想していなかった」とジョージ・ラッセルは語った。

「今では、ポールポジションを争うには特定のサーキットが必要であることを学んだと思う。でも、リーダーやアルピーヌにこれほど遅れをとることは予想していなかったのは確かだ」

「でも、今シーズン初めてではない。土曜日が難しいというテーマはかなりある」

メルセデスF1のテクニカルディレクターであるマイク・エリオットはジョージ・ラッセルのコメントに同意し、シミュレーションでは予選でもっと良いパフォーマンスを発揮することを示していたと述べた。

「パフォーマンスには少しがっかりしていると思うが、我々にとってあまり良いサーキットになるとは思っていなかった」とマイク・エリオットは語った。

「もう少し難しいと予想していた。ダウンフォースレベルでマシンを最適に走らせたい場所は、他の人が走らせたい場所とは異なっているように見える。それは我々がマシンを開発した方法の一部であり、我々が冬の間に挑戦を必要としているものの一部だ」

ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 日本グランプリ

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1