フランコ・コラピント アルピーヌF1チームに合流「いつでも準備万端」
フランコ・コラピントがアルピーヌF1チームに合流して「いつでも準備はできている」と述べた一方で、元F1ドライバーで現在はスチュワードを務めるジョニー・ハーバートは、ジャック・ドゥーハンの状態は「借り物状態」だと批判した。

アルピーヌF12チームは8月、2025年のF1選手権に向けたドライバーラインナップを確認し、リザーブドライバーのジャック・ドゥーハンがエステバン・オコンに代わってピエール・ガスリーの新たなチームメイトになると発表した。

当初から、ジャック・ドゥーハンの契約はA525で4レースか6レースを保証するものに過ぎないのではないかという憶測があった。

そして、アルピーヌF1チームが2024年のスーパーサブ、フランコ・コラピントと公式リザーブドライバー契約を結んだと発表した際には、その可能性はさらに高まった。これは、フラビオ・ブリアトーレが、ドゥーハンのフルシーズンでのアルピーヌ残留は保証されていないと発言した後のことだった。

フランコ・コラピントはウィリアムズでの初期のレースで2025年のF1レースシートの扉を叩いていた。4レースで5ポイントを獲得したが、その後、大きなクラッシュが相次ぎ、彼の経歴に汚点がついてしまった。

しかし、アルピーヌF1チームはチームのボスであるオリバー・オークスがコラピントについて、チームのポテンシャルのある「オプションの一つ」とだけ話したことで、彼を獲得した。
ドゥーハンには、自分を証明するレースが4回残されているという噂があるが、6回だという人もいる。そうでなければ、コラピントに交代させられるだろう。

元F1ドライバーで現在はスチュワードを務めるジョニー・ハーバートによると「ジャック・ドゥーハンは、自分がもう時間がないと信じているだろう。私が人々に話を聞くと、彼らもまったく同じことを感じている」と語った。

「ドゥーハンは結果を出さなければならない。もしピエール・ガスリーに対して結果を出せなければ、私はフラビオ・ブリアトーレをよく知っているが、ドゥーハンはチームを去ることになるだろう」

「瞬きする間もなくチームを去ることになるだろう。つまり、彼には結果を出すというプレッシャーが肩にのしかかっているの」

アルピーヌF1チームのボスであるオリバー・オークスは、ドゥーハンに「公平な機会」を与えると断言しているが、ジェームズ・アレンのF1ポッドキャストで、アルピーヌは「レースカーに最高のドライバーを求めている。今だけでなく、将来も」と認めた。

フランコ・コラピント アルピーヌF1チーム

フランコ・コラピント、アルピーヌF1チームでのレースに「準備万端」
2025年のF1選手権は、ジャック・ドゥーハンがピエール・ガスリーと並んでマシンを走らせることから始まる。しかし、状況が変われば、フランコ・コラピントはレースに出場する「準備ができている」と述べた。

「チーム内での私の役割は、チームをトップに返り咲かせるために、できる限りのことをしてマシンを可能な限り改善し、チームを助けることだ」とコラピントはアルピーヌF1チームのエンストン工場での初日に語った。

「どんなことにも注意を払うつもりだ。そして、もし必要であればいつでもマシンに乗れるよう準備している。テストをすべてこなし、新しいマシンの開発を行い、シミュレーターで多くの時間を過ごし、そしてもちろん、どんなことにも対応できるよう準備している」

フランコ・コラピントは、この1週間、アルピーヌF1チームのシミュレーターでA525を運転するなど、プレシーズンの任務をこなすために工場で忙しく働いている。

「ここに来られて本当に嬉しい。素晴らしい年の始まりだ。もっと頑張ろう」とコラピントは語った。

「アルピーヌのエンストンに来るのは初めてだ。レーシングキャリアのこの瞬間にとても満足している。チームでの初日。ルノー、アルピーヌとともにトップに返り咲きたいと強く願っている、成長著しいチームだ」

「トップにふさわしく、チャンピオンシップを争うにふさわしいチームだ。ここにいられて嬉しいし、工場を訪問し、チーム全員に会うことができた。このチームで働くすべての人々と会うことができた。彼らに会えて嬉しいし、学ぶこともたくさんある。アルピーヌでの素晴らしい初日だった」

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カテゴリー: F1 / フランコ・コラピント / アルピーヌF1チーム