フォーミュラE
フォーミュラEは、トップでチェッカーを受けたサム・バード(ヴァージン)のアンドレ・ロッテラー(テチーター)との接触に対して5秒加算ペナルティを科した。これにより、エルアルド・モルタラ(ベンチュリー)がフォーミュラE初優勝を手にした。

2番手を走行していたサム・バードは、ファイナルラップ直前にアンドレ・ロッテラーに仕掛けて右リアタイヤに接触。ロッテラーはパンクを引き起こし、14位まで順位を落とした。

トップでチェッカーを受けたサム・バードだが、すぐに審議対象となり、5秒加算ペナルティが課せられたことで6位に降格した。

これにより、2位でフィニッシュしたエルアルド・モルタラがフォーミュラE初優勝。スイス人ドライバーとして、そして、ベンチュリーとしても初優勝となった。2位にはルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)、3位にはロビン・フラインス(ヴァージン)が昇格した。

優勝のチャンスを逃したアンドレ・ロッテラーは「僕はレースをリードしていた。サムにかなり強くヒットされてサスペンションとタイヤが壊れた。すぐにそれを感じることができたけど、なんとか続行しようとしていた」とコメント。

「でも、続行することができなかった。彼は基本的に僕をブレーキ道具として利用した。それが公正な動だったとは思わない。僕たちドライバーは、このクルマが強く、そのようなリスクを負うことができることを知っている。かなり深いな動きだった。公平だったか? そうは思わない」

サム・バードは「先行マシンと接触して、先行マシンが問題を抱えて、レースに勝ち、何らかの形のペナルテを科せられることになるなんて予想できないと思う」

「明らかに別のペナルティを望んでいた次戦でのグリッドペナルティのようなね。アンドレは不快な動きだと言っているけど、悪意はなかった」

「とても残念だ。彼の気持ちは本当に理解できる。彼は本当にレース勝利に値した。僕は彼よりずっと速かったし、より多くのエネルギーを持っていたと思うけど、レースをリードしていたのは彼だ」

2018/19 フォーミュラE 第5戦 香港E-Prix 決勝 結果
PosNoドライバーチーム
148エルアルド・モルタラベンチュリ・フォーミュラEチーム
211ルーカス・ディ・グラッシアウディスポーツ・アプト・シェフラー
34ロビン・フラインスエンビジョン・ヴァージン・レーシング
466ダニエル・アプトアウディスポーツ・アプト・シェフラー
519フェリペ・マッサベンチュリ・フォーミュラEチーム
62サム・バードエンビジョン・ヴァージン・レーシング
720ミッチ・エバンスパナソニック・ジャガー・レーシング
817ゲイリー・パフェットHWAレースラボ
916オリバー・ターベイNIOフォーミュラEチーム
1028アントニオ・ダ・コスタBMW i アンドレッティ・モータースポーツ
117ホセ・マリア・ロペスGEOXドラゴン
128トム・ディルマンNIOフォーミュラEチーム
1325ジャン・エリック・ベルニュDSテチーター
1436アンドレ・ロッテラーDSテチーター
 22オリバー・ローランド日産 e.dams
 5ストフェル・バンドーンHWAレースラボ
 23セバスチャン・ブエミ日産 e.dams
 27アレクサンダー・シムズBMW i アンドレッティ・モータースポーツ
 6フェリペ・ナッセGEOXドラゴン
 94パスカル・ウェーレインマヒンドラ・レーシング
 64ジェローム・ンブロシオマヒンドラ・レーシング
 3ネルソン・ピケJr.パナソニック・ジャガー・レーシング


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カテゴリー: F1 / フォーミュラE