ジャガー フォーミュラE パナソニック
ジャガーは、フォーミュラEチームの公式名称、ビジョン、タイトルスポンサー、ドライバーラインアップ、マシンのカラーを発表した。

ジャガーは、パナソニックがタイトルスポンサーに就任し、『パナソニック・ジャガー レーシング』として、10月に開幕するフォーミュラE選手権の3rdシーズンにジャガー史上初の全電気駆動ジャガーレーシングカー、I-TYPE1で参戦する。

ジャガーコレクション・センターでの発表イベントでは、I-TYPE1をチームの公式リザーブドライバーのホーピン・タンがドライブし、ドラマティックなデビューを飾り、「革新への競争」というブランドのコミットメントの説明が行われた―『ミッションは、新しい電気技術を開発すること、電気自動車の認識を変えること、未来の世代をインスパイアすること。』

加えて、アダム・キャロル、ミッチ・エバンスがドライバーラインナップとして発表された。

パナソニックとのパートナーシップに関しては、エレクトロニクスの先端の企業と自動車技術の会社であるジャガーレーシングが結びつくことで、パフォーマンス環境の限界を後押しすることになると述べた。またアメリカの自動車シート製造大手リア・コーポレーションが公式チームパートナーとして参加することも発表した。

ゲルト・モーゼル(パナソニック ジャガーレーシング会長)
「今日はジャガーレーシングの歴史の新しい幕開けとなりました。フォーミュラEのプレミアム自動車メーカーとしてトップレベルのモータースポーツに戻って来たことを誇りに思います。未来は変化しています。そして我々はその変化の一部です。街の中でジャガーレーシングの新しい世代のファンがこのエキサイティングな旅に参加してくれることが待ちきれません。フォーミュラEは次世代を刺激する完璧なプラットフォームです。」

ニック・ロジャース(ジャガー・ランドローバー、プロダクトエンジニアリング取締役)
「自動車業界のこれからの5年の変化は、過去30年を超えるものになるでしょう。この選手権では、究極の状況での我々のテクノロジーのテストとエンジニアリングが可能になります。ここから得た活気のある知識を現実の世界の開発に応用していきます。ジャガー・ランドローバーには9000人のエンジニアがおり、チームはこのエンジニアに抽出したデータを引き継ぎ、レース環境の電気技術の限界を引き上げていきます。」

チームは昨日まで行われていたドニントンパークでの公式テストも含め、21日間のテストを成功裏に完了した。

ジェームス・バークレイ(パナソニック ジャガーレーシング、チーム監督)
「今日は僕自身にとっても、チーム全体にとっても誇りに思う日となりました。全員が過去9か月間、選手権のデビューのための準備に一生懸命努力しました。アダム、ミッチ、ホーピン、パナソニック。リア、そして私たちの新しいファンをジャガーファミリー迎えることができ嬉しく思います。トラックの内外で成功したいと思います。挑戦は生易しいものではないと分かっています。我々のライバルは2年前にスタートしていますから。私たちの最初のシーズンでは自分たちの期待は抑えるようにするでしょう。最終的には勝つためにここにいるわけですが、革新のためでもあります。ジャン・トッド、FIAの彼のチーム、そしてアレハンドロ・アガグと彼のフォーミュラEチームがこの画期的なシリーズを造り、ジャガーのエントリーのために、この1年多方面でサポートをしてくださったことに感謝します。」

Panasonic Jaguar Racing



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カテゴリー: F1 / フォーミュラE