フォーミュラE

日産自動車は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン11（2024/25）から適用される新しいGEN3 Evoレギュレーションに対応した、新デザインのマシンを公開した。

新デザインはシーズン9（2022/23）にデビューして以来、ファンに愛されてきた桜のモチーフを踏襲している。桜のデザインは、フォーミュラEにおいて日産チームのアイデンティティとして親しまれており、日本のDNAや、新たな始まりを表現している。

日産自動車は、日産フォーミュラEチームが中東のスマートモビリティソリューションプロバイダーであるペトロミン社と4年間のグローバルパートナーシップを締結したことを発表した。このパートナーシップはペトロミン社の子会社でEV充電事業を行うエレクトロミン社が主導する。

ペトロミン社は、サウジアラビアで日産の正規販売店を運営しており、2023年のディルイーヤe-Prixから、ペトロミン日産が日産フォーミュラEチームのオフィシャル・イノベーション・パートナーになるなど、強い関係を構築してきた。

ビアンカ・ブスタマンテとエラ・ロイドは来月、世界選手権初の女子テストでNEOMマクラーレン・フォーミュラEチームのドライバーを務め、フォーミュラEを初めて体験することになる。

両ドライバーはマクラーレン・ドライバー育成プログラムの一員で、ブスタマンテは2年目のF1アカデミー・キャンペーンを控えた昨シーズンに加わった。19歳の彼女は今シーズン1回表彰台に上がり、残り2戦でランキング7位につけている。

フォーミュラEは、来月バレンシアで行われる公式プレシーズンテスト中に、女性ドライバーのみによるテストを実施すると正式に発表した。

FIA選手権としては世界初の試みとなるが、11月7日（木）の半日間のテストでは、11チームそれぞれが少なくとも1名の女性ドライバーを起用しなければならない。ただし、チームには2名のドライバーを起用することが推奨されている。