J.R.ヒルデブランド フォース・インディアのテストに参加
フォース・インディアは、12月1〜3日にスペインのヘレスで行われる若手ドライバーテストに、ポール・ディ・レスタとJ.R.ヒルデブランドを起用することを発表した。

23歳のイギリス人ドライバーであるポール・ディ・レスタは、メルセデスのワークスドライバーとして2009年シーズンを総合3位で終えている。

21歳のアメリカ人ドライバーであるJR.ヒルデブランドは、インディカーの下位カテゴリーであるインディ・ライツで今年チャンピオンを獲得した。

二人は、先月フォース・インディアのシミュレーターで優れたパフォーマンスを示していた。

ビジェイ・マリヤ (フォース・インディア代表)
「ポールとJRが若手ドライバーテストに加わることを嬉しく思っている。二人ともシミュレーターで素晴らしいパフォーマンスを示しており、彼らにテストの機会を提供することにためらいはなかった。すぐにトラック上で彼らのパフォーマンスをみることになるだろうし、彼らは良いパフォーマンスを示すことを確信している。2010年のテスト兼リバーブドライバーの役割についての可能性を見てみるつもりだ。我々は若いチームなので、我々と一緒に成長できるドライバーを探している。これまでも言ってきたように、国籍は主な選択基準ではない。才能と心がけによる。二人がその両方を持ち合わせていることはわかっている」

ポール・ディ・レスタ
「今回のテストでフォース・インディアに加わることに興奮している。最後にF1カーをテストしたときから間が空いているけど、シミュレーターで懸命に作業してきたし、DTMで全力を尽くしてきたので、すぐにスピードを示せると確信している。F1はずっと僕の夢だったので興奮しているし、それを達成するために一段近づいたと感じている。多くのことを証明できると現実的に考えている。シートを得る前にもう少しクルマとF1の環境で経験を積む必要があるけど、今回は僕が望んでいるフォース・インディアとの輝かしい未来の始まりだ。今回のチャンスを与えてくれたメルセデスとフォース・インディアのサポートに感謝したい。

JR.ヒルデブランド
「初めてF1を体験できることに我を忘れているよ。マシンのパフォーマンスについてはたくさん聞いているし、僕がこれまで座ったどんなシートよりも速くて、より応答性が良いことはわかっている。大きなチャレンジだけど、それに取り組む準備はできていると感じている。目標はトラックとマシンを学ぶことだし、できれば僕のポテンシャルを示したい。アメリカ人として、僕たちは必ずしもF1の文化があるわけではないけど、とても印象的だし、最先端が要求されることに敬意を持っている。僕自身の妥当性をクルマで示せると期待している。今回のチャンスはみんなのおかげだ。ヘレスに行くのが待ちきれないよ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フォース・インディア / ポール・ディ・レスタ