開幕前のフォース・インディアのマシン
エティハド航空およびアルダー・プロパティは、フォース・インディアへの契約違反として470万ドルの支払いを命じられたことを不服とし、上告することに決定した。

エティハド航空は、2008年にフォース・インディア(前スパイカー)からフェラーリへスポンサー先を変更。しかし、これがフォース・インディアへの契約違反にあたるとして、ロンドン高裁は470万ドル(約4億2,000万円)の支払いを命じた。

ビジェイ・マリヤは、スパイカーからチームを引き継いだ際、フォース・インディアのマシンに自身が所有するキングフィッシャーのロゴを掲載。

エティハド航空およびアルダーの主張は、キングフィッシャーは航空会社であるため、マーケティング的に競合にあたるとして契約を終了したと主張。

しかし、ロンドン高等裁判所は、フォース・インディアがプロモーションしていたのは、航空会社としてではなく、ビール会社としてのキングフィッシャーであると判断した。

エティハド航空の広報は「エティハド航空およびアルダー・プロパティーズは、今回の判決に驚いており、今回の結審に強く異議を唱える」とコメント。

「我々は今回の判決に上告する強力な根拠があるとの助言を受けている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フォース・インディア / F1スポンサー