フェラーリ
フェラーリのレース・エンジニアリング責任者であるクリス・ダイアーは、新車F10のこれまでの信頼性に満足していると語る。

「マシンの信頼性の向上に力を入れてきた。この点に関しては、非常に満足できる仕上がりになっている」と初日のヘレステストを終えたクリス・ダイアーはコメント。

「バレンシア同様、燃料の積載量を変えながら走行した。このようなトラックコンディションでも、マシンの挙動、ドライバビリティ、扱いやすさに関するテスト結果は上々だった」

「他のチームがどのような状況でマシンをドライブしているのか分からないので、パフォーマンス・レベルを比較することはできない。パフォーマンスに関しては、まだ何も改良を進めていない。今日のトラック・コンディションは、インターミディエイトかスーパーウェットかがはっきりしない状態が続いたので、レインタイヤのデータをたくさん収集できた」

またクリス・ダイアーは、新たにフェラーリに加入したフェルナンド・アロンソについて次のようにコメント。

「アロンソはレースにおいても、マシン開発においても優れた経験を持っていまる。彼のフィードバックは的確で非常に参考になる。今の時点での彼の指摘がプロジェクトに影響することはないが、彼はチームにとって非常に重要な存在だ」

「アロンソに関して驚くことは特にない。彼が素晴らしいドライバーであるということは、はじめからわかっていたからね。テクニシャンとの関係も、日を追うごとに非常に強くなってきている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ