フェラーリF1、2021年F1マシン『SF21』のシェイクダウンを完了
フェラーリF1は、2021年F1マシン『SF21』のシェイクダウンを完了させた。

フェラーリF1は3月10日(水)、全チームのトリを飾って2021年F1マシン『SF21』を発表。最初に目を引くのはそのカラーリングで、レッドとバーガンディのツートンカラーに『Mission Winnow』のロゴが蛍光グリーンで配置されるという斬新な配色で登場した。

さらに重要なのは、新型コロナウイリスのパンデミックによってF1マシンがほぼ完全に“凍結”されたにも関わらず、フェラーリF1がパッケージに加えた変更の多さだ。

2020年の低迷の要因となったF1エンジンは完全に新しいパワーユニットへと生まれ変わり、ノーズは目に見えて微調整され、リアサスペンションとギアボックスはまったく新しいものになった。

フェラーリF1はプレシーズンテスト前日となる3月11日(木)にフィルミングデーを利用して『SF21』のシェイクダウンを実施。バーレーン・インターナショナル・サーキットでシャルル・ルクレールが走行するSF21の画像を公開した。

スクーデリア・フェラーリ、2020年に1勝も挙げることができず、総合6位でシーズンを終了。これはランキング10位に終わった1980年以来、40年間で最悪のパフォーマンスだ。

チームは、2021年にラインナップを変更し、セバスチャン・ベッテルに代えて、スペイン人のカルロス・サインツを起用。モナコ出身のシャルル・ルクレールと組む。平均年齢は25歳であり、1968年以来のフェラーリにとって最年少ラインナップとなる。

フェラーリF1 SF21

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ