FIA、フェラーリのF1エンジンのパーツを押収して調査を開始
FIA(国際自動車連盟)は、フェラーリのF1エンジンの燃料システムの調査を開始。F1ブラジルGPでチームが使用したパーツを押収したと報じられている。

Auto Motor und Sport は、押収されたパーツは“フェラーリの燃料システムの一部”であり、“フェラーリのカスタマーの1チームとフェラーリ以外のチーム”のパーツが含まれると報道。「FIA研究所で徹底的な調査が行われる」と伝えている。

正式な抗議は行われていないが、夏休み以降にフェラーリがどのようにしてストレートスピードを大幅に改善させたのかについてライバルチームからいくつかの質問が指摘されていた。

レッドブルは、流量流量システムの増加に関しる3つの可能性について、それらがルール内で考慮されるかFIAにどうかを尋ね、その結果、状況を明確にするために2つの技術指令が発行された。

メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは「誰かが技術指令で明らかになったことをやっていたら、それは不正行為だ」と述べていた。

FIAは、フェラーリが実際にレッドブルの調査で強調されたルールを破っていないと判断。それでも、フェラーリはF1アメリカGPで急激にパフォーマンスを低下させて疑惑の目が向けられた。

FIAが調査のために燃料システムの一部を押収したという報道は、フェラーリ SF90への公式調査の大幅なエスカレーションになる。ただし、レッドブルとメルセデスの両方は、シーズンのこの時点で再び問題を提起することはないとしており、のチームからの抗議によってパーツの押収が行われたわけではないと考えられている。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / FIA(国際自動車連盟)