フェラーリF1 「SF90は大改革ではないが“徹底的”に開発されたマシン」
フェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットは、2019年F1マシン『SF90』は昨年マシンの大改革ではないが、10年以上遠ざかっているタイトル奪還のために“できるかぎり徹底的”に細部まで落とし込んで開発したと語る。
フェラーリは2月15日(金)にマラネロで新車『SF90』をアンベイル。2008年を最後に遠ざかっているF1タイトル奪還にむけて“新しい章”をスタートさせるマシンだと位置づけた。
昨年は、フェラーリのF1マシン『SF71H』はグリッドで最速と称されながらも両方のチャンピオンシップを2位で終えている。
今年、フェラーリF1チームのテクニカルディレクターからチームプリンシパルに昇格したマッティア・ビノットは、SF90は大幅な改革を目指したわけではないが、出来る限りレベルを引き上げるために徹底的な開発方針をとったと語る。
「2018年の開幕以降、我々は本当に良い成果を挙げたと考えている。そして、このクルマはそのクルマを発展させたものだ。大改革ではない」
「我々はシンプルにもう一度プッシュし、品質を上げ、レベルを引き上げ、出来る徹底的に開発した。複雑ではないなものもいくつかある。フロントウイングはテクニカルレギュレーションによるものだ」
「だが、すべての詳細に目をむければ、ロールフープは非常にナローでタイトだと思う。同じようにいボディワークもかなりスリムになっている」
「それは目に見えない全体的な仕事のおかげでもある。中身はエンジンの取り付け、パワーユニットの取り付け、パッケージングなど、多くの努力が注ぎ込まれている」
「最終的なクルマはそれらすべての努力の結果だと思う。我々はそれをするのが好きだ!」
フェラーリF1チームには冬の間に体制面で大きな変化がなされた。最たるものはチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネとレースドライバーのキミ・ライコネンをマッティア・ビノットとシャルル・ルクレールに交代させている。
フェラーリの秘蔵っ子としてアカデミーで育成されたシャルル・ルクレールは、今年、4回のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルのチームメイトとなる。ベッテルも2013年以来遠ざかっているF1タイトル奪還に燃えている。
フェラーリF1チーム内の変化についてセバスチャン・ベッテルは「マッティアは非常に長い間このチームの一員だった。彼は本当に長い間働いているし、当然ながら、過去5年間僕たちは一緒に仕事をしてきた。仕事の進め方は新しくなるだろうけど、僕はそれを楽しみにしている」とコメント。
「そして、シャルルも彼の人生全体でレースをしてきた。フェラーリに加入することが大きなステップであるのは確かだけど、彼もとても興奮していると思う。今年を楽しみにしている。チームは正しい方向に進んでいると思うし、改善を続けられることを期待している」
昨年、ザウバーで印象的なデビューシーズンを過ごした後、2年目のF1キャリアでフェラーリにステップアップを果たすシャルル・ルクレールは、フェラーリドライバーになることが夢だったと語る。
「この新しいアッドベンチャーをスタートすることに本当に興奮している。子供の頃からの夢だった。僕はずっと赤いクルマを求めてきた」とシャルル・ルクレールはコメント。
「僕はこの数年間、フェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員でもあった。それは自分がドライバーとして成長すすることに大きく役立った。いつかこのシートを獲得するという目標を持ってね。今、それが実現した。今日は僕にとってかなり誇らしい一日だ」
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ
フェラーリは2月15日(金)にマラネロで新車『SF90』をアンベイル。2008年を最後に遠ざかっているF1タイトル奪還にむけて“新しい章”をスタートさせるマシンだと位置づけた。
昨年は、フェラーリのF1マシン『SF71H』はグリッドで最速と称されながらも両方のチャンピオンシップを2位で終えている。
今年、フェラーリF1チームのテクニカルディレクターからチームプリンシパルに昇格したマッティア・ビノットは、SF90は大幅な改革を目指したわけではないが、出来る限りレベルを引き上げるために徹底的な開発方針をとったと語る。
「2018年の開幕以降、我々は本当に良い成果を挙げたと考えている。そして、このクルマはそのクルマを発展させたものだ。大改革ではない」
「我々はシンプルにもう一度プッシュし、品質を上げ、レベルを引き上げ、出来る徹底的に開発した。複雑ではないなものもいくつかある。フロントウイングはテクニカルレギュレーションによるものだ」
「だが、すべての詳細に目をむければ、ロールフープは非常にナローでタイトだと思う。同じようにいボディワークもかなりスリムになっている」
「それは目に見えない全体的な仕事のおかげでもある。中身はエンジンの取り付け、パワーユニットの取り付け、パッケージングなど、多くの努力が注ぎ込まれている」
「最終的なクルマはそれらすべての努力の結果だと思う。我々はそれをするのが好きだ!」
フェラーリF1チームには冬の間に体制面で大きな変化がなされた。最たるものはチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネとレースドライバーのキミ・ライコネンをマッティア・ビノットとシャルル・ルクレールに交代させている。
フェラーリの秘蔵っ子としてアカデミーで育成されたシャルル・ルクレールは、今年、4回のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルのチームメイトとなる。ベッテルも2013年以来遠ざかっているF1タイトル奪還に燃えている。
フェラーリF1チーム内の変化についてセバスチャン・ベッテルは「マッティアは非常に長い間このチームの一員だった。彼は本当に長い間働いているし、当然ながら、過去5年間僕たちは一緒に仕事をしてきた。仕事の進め方は新しくなるだろうけど、僕はそれを楽しみにしている」とコメント。
「そして、シャルルも彼の人生全体でレースをしてきた。フェラーリに加入することが大きなステップであるのは確かだけど、彼もとても興奮していると思う。今年を楽しみにしている。チームは正しい方向に進んでいると思うし、改善を続けられることを期待している」
昨年、ザウバーで印象的なデビューシーズンを過ごした後、2年目のF1キャリアでフェラーリにステップアップを果たすシャルル・ルクレールは、フェラーリドライバーになることが夢だったと語る。
「この新しいアッドベンチャーをスタートすることに本当に興奮している。子供の頃からの夢だった。僕はずっと赤いクルマを求めてきた」とシャルル・ルクレールはコメント。
「僕はこの数年間、フェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員でもあった。それは自分がドライバーとして成長すすることに大きく役立った。いつかこのシートを獲得するという目標を持ってね。今、それが実現した。今日は僕にとってかなり誇らしい一日だ」
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ