F1 国際自動車連盟
FIA(国際自動車連盟)でセーフティディレクターと副F1レースディレクターを務めるローレン・メキースが、今年9月にフェラーリF1チームに加入して技術的な役割を担うことになった。

元トロロッソのチーフエンジニアだったローレン・メキースは、2014年にセーフティディレクターとしてFIAに加入。R&Dとホモロゲーション活動とともに全選手権の安全性に関する問題に取り組み、今年導入されるコックピット保護デバイス『Halo』の導入を監督した。

また、2017年序盤に副F1レースディレクターに任命され、現在のF1レースディレクターであるチャーリー・ホワイティングの潜在的な後継者とみなされていた。

ローレン・メキースは、今年6月末にFIAを離れ、3ヵ月の“ガーデニング休暇”を経て、9月からフェラーリに加入。テクニカルディレクターのマッティア・ビノットが率いる技術部門で仕事を開始する。

FIAは声明のなかで、ローレン・メキースはF1に関わる業務からは外れるが、今後3ヵ月の通知期間は安全面の役割を継続すると述べた。

「6月末にFIAを離脱するまでメキースは引き続きFIAセーフティディレクターとしての役割を継続する。しかし、彼はすぐに副F1レースディレクターの役割を辞任して、すべてのF1業務をすぐに中止し、F1案件にはもう関与しない」

FIAの要職がF1チームに加入することは新たな波紋を呼ぶことになるかもしれない。昨年10月、ルノーがFIAの技術代表のマルチン・ブコウスキーの加入を発表した際には大きな論争を呼んだ。ライバルチームは技術的な秘密が持ち込まれる可能性に懸念を示し、ルノーへの加入は今年4月まで延期されている。

当時、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、マルチン・ブコウスキーのようなFIAの上級職に3ヵ月のガーデニング休暇しか科せられないことは受け入れられないと述べていた。

「彼は風洞で来年のマシンに関する知識の詳細を目にする非常に特権的な立場にいた。3ヵ月間の通知期間でF1に参戦するチームに彼が現れるのは不適切だと思う」

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カテゴリー: フェラーリ | FIA