フェラーリ
フェラーリの副チーフデザイナーを務めるシモーネ・レスタは、F14 Tには“発展のための十分な余地”があると述べた。

フェラーリは、開幕戦オーストラリアGPで、フェルナンド・アロンソが4位、キミ・ライコネンが7位でフィニッシュし、現在コンストラクターズ選手権で3位につけている。

だが、シモーネ・レスタは、フェラーリはゲインを得ることができ、今週末のマレーシアGPでそれをスタートすると主張する。

「我々のパワートレインの信頼性は良かった。スクーデリアだけでなく、我々のカスタマーチームにとってもだ」

「メルボルンの週末から得られたもうひとつのポジティブな点は、F14 Tがコーナーリングスピードという点でうまく機能しているのがわかったことだ。だが、トップスピードがやや不足しているのもわかっている。それはトラックで他のマシンをオーバーテイクするのを難しくしていた」

「セパンは多くの高速コーナーがある非常に異なるトラックだ。いつものように空力が重要なファクターになる。非常に高い温度への対処には自信を持っている。冷却と信頼性が重要になる。週末のもうひとつの点はピレリがこのトラックに持ち込む新しいタイヤにクルマを適応させることだ」

シモーネ・レスタは、フェラーリがF14 Tで信頼性のあるパッケージを確立できれば、ワールドタイトルにチャレンジできると主張する。

「我々にとって信頼性は常に重要なファクターだ。信頼性のあるクルマなくしてタイトルに勝つことはできない」

「F14 Tは、過去数シーズンの我々のクルマよりも発展するためのより大きな余地がある」

「だが、レース週末ではトラックで作業しなければならないことを最大限に利用するだけだ。マレーシアと一週間後のバーレーンではその方向に沿って前進し続けていく」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ