フェラーリ:優勝を目指したギャンブル (F1カナダGP)
フェラーリは、F1カナダGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが5位、フェリペ・マッサが10位という結果だった。
フェルナンド・アロンソ (5位)
「今日はレースに勝つことを目指していたけど、1回のストップだけというギャンブルは成果を挙げなかった。ハミルトンがピットに戻ったとき、僕たちは打って出るほうを選んだ。今、僕たちもその選択をするべきだったと言うのは簡単なことだけど、それは何も試さないということだったし、ベッテルにポジションを奪わる可能性もあった」
「実際、最後の方のラップはとても長かった。突然、タイヤが悪化したし、後ろからやって来るドライバーから身を守るにはあまりに遅かった。エンジニアは彼らを抑えるよう伝えてきたけど、どうすることもできなかった。今日の問題は戦略ではなく、タイヤデグラデーションだった。最後の最後で1つ順位を失ってしまったけど、最初のピットストップでベッテルの前に出られたのもまさに同じ戦略のおかげだったことを忘れてはならない。マシンは長いレースのほぼ全てで競争的だった。ここでは予想通りマクラーレンとても速く、最速ではなかったけど、僕たちはパフォーマンスで間違いなく前進した。僕たちはタイヤデグラデーションを改善させる方法を理解する必要がある。ここでは単に寿命が終わってしまっただけかもしれないけど、温度が2〜3℃違うだけの非常に小さな要因に影響される。タイヤ世界選手権ではないけど、勝利を目指すためにはあらゆる詳細を研究しなければならない。ダメージを最小限に抑えるのではなく、実際に勝利を目指していたという点では今年初めてだ。ポジティブな兆候だし、バレンシアとシルバーストンではそれを確かなものにしなければならない。しばらくマシンを開発してきて今回は最も重要な前進だったので、可能性に対してより多くの自信をもって帰ることができる」
フェリペ・マッサ (10位)
「ターン1でのミスには自分に腹が立つ。先頭集団から遅れてしまったし、タイヤのバイブレーションが酷くなって、早めにピットインしなければならなかった。次のスティントはできるだけ引き延ばそうとしたんだし、もうストップしなくていいことさえ願っていた。残念ながら、終盤に2度目のピットストップをすることになってしまった。ほぼキャンバスが見えてしまいそうな状態だった。最後のストップをもう少し早くしていたら再び小林の前に出られたかもしれないけど、その後はそれほど変わらなかっただろう。主要なライバル勢と戦えることを示していたのでがっかりしている。数レース前とは違い、今は彼らと戦える位置にいる。10位は僕たちのポテンシャルを反映してはいない。今はこの方向性で作業を続けることが重要だ。今週末は常に上位を争えたし、僕たちはあらゆるエリアで改善している。それは残りのシーズンにむけて自信を高めてくれるはずだ」
関連:F1カナダGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季初優勝!
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1カナダGP
フェルナンド・アロンソ (5位)
「今日はレースに勝つことを目指していたけど、1回のストップだけというギャンブルは成果を挙げなかった。ハミルトンがピットに戻ったとき、僕たちは打って出るほうを選んだ。今、僕たちもその選択をするべきだったと言うのは簡単なことだけど、それは何も試さないということだったし、ベッテルにポジションを奪わる可能性もあった」
「実際、最後の方のラップはとても長かった。突然、タイヤが悪化したし、後ろからやって来るドライバーから身を守るにはあまりに遅かった。エンジニアは彼らを抑えるよう伝えてきたけど、どうすることもできなかった。今日の問題は戦略ではなく、タイヤデグラデーションだった。最後の最後で1つ順位を失ってしまったけど、最初のピットストップでベッテルの前に出られたのもまさに同じ戦略のおかげだったことを忘れてはならない。マシンは長いレースのほぼ全てで競争的だった。ここでは予想通りマクラーレンとても速く、最速ではなかったけど、僕たちはパフォーマンスで間違いなく前進した。僕たちはタイヤデグラデーションを改善させる方法を理解する必要がある。ここでは単に寿命が終わってしまっただけかもしれないけど、温度が2〜3℃違うだけの非常に小さな要因に影響される。タイヤ世界選手権ではないけど、勝利を目指すためにはあらゆる詳細を研究しなければならない。ダメージを最小限に抑えるのではなく、実際に勝利を目指していたという点では今年初めてだ。ポジティブな兆候だし、バレンシアとシルバーストンではそれを確かなものにしなければならない。しばらくマシンを開発してきて今回は最も重要な前進だったので、可能性に対してより多くの自信をもって帰ることができる」
フェリペ・マッサ (10位)
「ターン1でのミスには自分に腹が立つ。先頭集団から遅れてしまったし、タイヤのバイブレーションが酷くなって、早めにピットインしなければならなかった。次のスティントはできるだけ引き延ばそうとしたんだし、もうストップしなくていいことさえ願っていた。残念ながら、終盤に2度目のピットストップをすることになってしまった。ほぼキャンバスが見えてしまいそうな状態だった。最後のストップをもう少し早くしていたら再び小林の前に出られたかもしれないけど、その後はそれほど変わらなかっただろう。主要なライバル勢と戦えることを示していたのでがっかりしている。数レース前とは違い、今は彼らと戦える位置にいる。10位は僕たちのポテンシャルを反映してはいない。今はこの方向性で作業を続けることが重要だ。今週末は常に上位を争えたし、僕たちはあらゆるエリアで改善している。それは残りのシーズンにむけて自信を高めてくれるはずだ」
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