レッドブルF1育成の岩佐歩夢、フィーチャーレースは最終ラップでクラッシュ
レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第5戦モナコのフィーチャーレースをリタイアで終えた。
FIA F2選手権第5戦モナコは29日(日)、フィーチャーレースを迎えた。心配された降雨には見舞われず、ドライコンディションでのレースとなった。予選のペナルティーでベストライムを抹消された岩佐歩夢は6列目12番手からのスタートとなった。
午前10時05分、天候は曇り、気温24℃、路面温度29℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。好ダッシュを決めた岩佐歩夢は、11番手で第1コーナーを通過。ヘアピンでもアウト側を周りポジションアップし、1周目を10番手で終えた。スーパーソフトタイヤでスタートした岩佐歩夢は、8周目にピットインしソフトタイヤに交換する。このピットインによって17番手までポジションを下げたが、その後にピットインするクルマが続き、15周目には14番手までばん回した。
19周目、アクシデントでコース上にストップするクルマが出てセーフティカーが導入される。ソフトタイヤでスタートする戦略を採ったマシンが続々とピットインした。22周目にリスタートした時点で全車がピットインを終え、岩佐歩夢は入賞圏内の10番手となっている。
前車に迫るもののポジションを上げることはできないまま、岩佐歩夢は10番手でレース終盤を迎えた。37周目のターン12、接近する集団の中で前を抜こうとした岩佐歩夢はラインを外して後続に先行を許し11番手にダウン。その後も岩佐歩夢はペースの落ちた前車に迫りポイント獲得を目指し攻め続ける。
最終ラップの42周目、ヘアピンコーナーでオーバーテイクを仕掛けインを突いた岩佐歩夢だったが、ステアリングを切り込んできた前車と接触し、ガードレールに突っ込む形でストップ。岩佐歩夢はチェッカーフラッグを受けることなく、レースを終えた。
「雨は降らずドライコンディションになったので追い抜きが厳しく、戦略的にポジションを上げることを選択してスーパーソフトでスタートしました。結果的にSCによって、逆の戦略の方に運が味方した部分はありましたが、それでもポイント圏内の10番手を走行していたのは悪くなかったと思います」と岩佐歩夢はコメント。
「集団のなかで、前のバトルでスキができてオーバーテイクを狙ったのですが、ラインを外してしまい後ろに抜かれたのは自分のミスでした。最後の接触は、あそこでは仕掛けるしかなかったと思いますし、今後に向けても攻めの姿勢を見せることは大事なことなので、後悔はしていませんしポイント獲得を狙って攻めるべきポイントだったと思います」
「今回のモナコでは、マシンにスピードがあることが確認できたのはポジティブな点です。しかし、それが結果につながらないのは問題であり、大きな課題だと認識していますので、自分はもちろん、チームともコミュニケーションを取りながら、次に向けてしっかり準備をしていきたいと思います」
カテゴリー: F1 / FIA F2 / 岩佐歩夢
FIA F2選手権第5戦モナコは29日(日)、フィーチャーレースを迎えた。心配された降雨には見舞われず、ドライコンディションでのレースとなった。予選のペナルティーでベストライムを抹消された岩佐歩夢は6列目12番手からのスタートとなった。
午前10時05分、天候は曇り、気温24℃、路面温度29℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。好ダッシュを決めた岩佐歩夢は、11番手で第1コーナーを通過。ヘアピンでもアウト側を周りポジションアップし、1周目を10番手で終えた。スーパーソフトタイヤでスタートした岩佐歩夢は、8周目にピットインしソフトタイヤに交換する。このピットインによって17番手までポジションを下げたが、その後にピットインするクルマが続き、15周目には14番手までばん回した。
19周目、アクシデントでコース上にストップするクルマが出てセーフティカーが導入される。ソフトタイヤでスタートする戦略を採ったマシンが続々とピットインした。22周目にリスタートした時点で全車がピットインを終え、岩佐歩夢は入賞圏内の10番手となっている。
前車に迫るもののポジションを上げることはできないまま、岩佐歩夢は10番手でレース終盤を迎えた。37周目のターン12、接近する集団の中で前を抜こうとした岩佐歩夢はラインを外して後続に先行を許し11番手にダウン。その後も岩佐歩夢はペースの落ちた前車に迫りポイント獲得を目指し攻め続ける。
最終ラップの42周目、ヘアピンコーナーでオーバーテイクを仕掛けインを突いた岩佐歩夢だったが、ステアリングを切り込んできた前車と接触し、ガードレールに突っ込む形でストップ。岩佐歩夢はチェッカーフラッグを受けることなく、レースを終えた。
「雨は降らずドライコンディションになったので追い抜きが厳しく、戦略的にポジションを上げることを選択してスーパーソフトでスタートしました。結果的にSCによって、逆の戦略の方に運が味方した部分はありましたが、それでもポイント圏内の10番手を走行していたのは悪くなかったと思います」と岩佐歩夢はコメント。
「集団のなかで、前のバトルでスキができてオーバーテイクを狙ったのですが、ラインを外してしまい後ろに抜かれたのは自分のミスでした。最後の接触は、あそこでは仕掛けるしかなかったと思いますし、今後に向けても攻めの姿勢を見せることは大事なことなので、後悔はしていませんしポイント獲得を狙って攻めるべきポイントだったと思います」
「今回のモナコでは、マシンにスピードがあることが確認できたのはポジティブな点です。しかし、それが結果につながらないのは問題であり、大きな課題だと認識していますので、自分はもちろん、チームともコミュニケーションを取りながら、次に向けてしっかり準備をしていきたいと思います」
カテゴリー: F1 / FIA F2 / 岩佐歩夢