F1デザインの第一人者 エイドリアン・ニューウェイが語るお気に入りの車たち

しかし、エイドリアン・ニューウェイは2025年初頭にレッドブルを離れ、輝かしいキャリアの最新章が終わりを迎えようとしている。
Formula1.comが、自身のデザインに加えて、彼の最もお気に入りの車についてエイドリアン・ニューウェイに質問した。
「難しい質問だね。もちろん、主観的な意見だ」とエイドリアン・ニューウェイは微笑みながら、最初の選択肢について考えた後、1967年のシーズン初期にF1に登場したフォード・コスワースDFVエンジンを搭載した車に落ち着いた。
「ロータス49だね。なぜなら、子供の頃に大きな影響を受けたし、このキャリアパスを歩もうと決意するきっかけになった」とエイドリアン・ニューウェイは語った。
その影響力は絶大で、エイドリアン・ニューウェイは現在、1968年仕様のロータス49Bを所有している。この車は、F1に翼端板を導入したもので、65歳になるニューウェイは、今年のモナコヒストリックグランプリの週末に、この車のハンドルを握ることができた。
さらに、1960年代半ばのシャパラルウィングカーや、1978年のF1シーズンで注目を浴びたロータス79のグラウンドエフェクトカーなど、エイドリアン・ニューウェイの革新的なデザインへの評価を裏付ける「初めて」の車もいくつかある。
最後に、F1から離れ、陸上速度記録の世界に目を向けてみよう。
「ブルーバード(CN7)は、60年代半ばの地上速度記録車として、本当に驚異的だったと思う。多くのF1カーよりも先進的で、あらゆる面で、グラウンドエフェクトを正しく理解し、調整した最初の車だった」






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