F1 フランスGP フランスグランプリ
今週末のF1フランスGPに先駆け、各ドライバーの各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。

前戦F1カナダGPでは、直前で延期を発表したメルセデスを除き、ホンダ、ルノー、フェラーリの3メーカーが新スペックのパワーユニットを投入した。

年間使用数の規定によるタイミング、開発の時間的なタイミング、そしてカナダGPはハイスピードでパワーユニットのパフォーマンスが大きく影響するサーキットレイアウトであるというのが主な理由だ。

2018年のF1レギュレーションでは、年間に使用できる内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減されている。

現時点ですでに使用数を超過しているのはピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)。F1カナダGPのフリー走行3回目に新スペックのパワーユニットに不具合が発生したことで内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hを4基、MGU-Kを3基使用している。また、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は3基目のMGU-Kを使用している。

パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが制限を超えた時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

チームドライバーICETCMGU-HMGU-KESCE
メルセデスルイス・ハミルトン111111
バルテリ・ボッタス111122
フェラーリセバスチャン・ベッテル222112
キミ・ライコネン232112
レッドブルダニエル・リカルド333222
マックス・フェルスタッペン232312
フォース・インディアセルジオ・ペレス111121
エステバン・オコン111111
ウィリアムズランス・ストロール111111
セルゲイ・シロトキン111111
ルノーニコ・ヒュルケンベルグ223112
カルロス・サインツ223112
トロ・ロッソピエール・ガスリー444322
ブレンドン・ハートレー333222
ハースロマン・グロージャン233112
ケビン・マグヌッセン222122
マクラーレンフェルナンド・アロンソ222211
ストフェル・バンドーン222112
ザウバーマーカス・エリクソン222111
パスカル・ウェーレイン222111
ICE … 内燃機関(エンジン)
TC … ターボチャージャー
MGU-H … 運動エネルギー回生システム
MGU-K … 熱エネルギー回生システム
ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
CE … コントロールエレクトロニクス

関連:2018年 F1フランスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1マシン / F1フランスGP