F1
FIAは、英国F4で両足切断に至ったビリー・モンガーの事故を調査し、F1マシンのリアのジャッキポイントを修正ことを決定した。

ビリー・モンガーは、英国F4のレースでスローダウンした先行マシンに追突。マシンが先行マシンのリアに突き刺さったことで救出が遅れたこともあり、両足を切断した。

FIAのセーフティカディレクターを務めるローレン・メキーズは、ビリー・モンガーの事故がジャッキポイントのデザインによって深刻化した可能性があるとし、F1モナコGPにむけてF1チームにリヤのジャッキポイントを修正するよう通達した。

各マシンのジャッキポイントはFIA安全部門がチェックしていく。

「過去数カ月に様々なシングルシーターカテゴリーにおいて、数件のフロントとリヤが接触するインシデントが発生しており、FIAは全F1チームに対し、そのようなインシデントの際に、リヤジャッキポイントのデザインが大きな影響を及ぼすことがないよう対策を求めたい」とローレン・メキーズはコメント。

「ジャッキポイントの強度、形状、位置を考慮すれば、それが他車との衝突において、最初の接触点のひとつになる可能性、また他車のクラッシュストラクチャーの性能を変える可能性がある」

「モナコGP以降は、アグレッシブなデザインを使用することは許可されない。今後、すべてのジャッキポイントは最初にFIA技術部門の承認を得る必要がある」

“アグレッシブでないデザイン”についてローレン・メキーズは「幾何学的に、ノーズとRIS(リヤインパクトストラクチャー)との最初の接触点にならない」こと、「RIS表面からの突出が45mm以下」であると説明している。

いくつかの設計はすでに安全だと考えられており、全チームが変更を施さなければならないわけではない。

ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは「我々はジャッキのピックアップポイントを変更しなければならなかった」とコメント。

「それは正当な理由のある変更だ。パーツは水曜日に届いたし、問題はない」

「ジャッキ部分の変更に伴い、クルマの他の部分も変更しなければならなかったが、それほど大変なことではなかった。正常な行為であり、完全なサポートもあった」

「理由があることであり、何か学ぶことがあるのであれば、我々はそれを変更るウべきだ」

今後、FIAは他のカテゴリーに関しても同様の指示を行っていく予定としている。

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カテゴリー: F1マシン | FIA