F1マシン 火花
フェラーリとメルセデスは、F1マシンから飛び散る火花を復活させるべく、F1オーストリアGPの金曜フリー走行でチタン製のスキッドブロックをテストする。

F1チームは、レースを視覚的により魅力的なものにするために、火花や赤熱したブレーキディスク、飛行機雲といったアイデアを検討している。

アイデアについての議論は進展しており、F1チームと他の代表者は、2015年に火花の計画を実施するという暫定的な承認をF1委員会から得ていると AUTOSPORT は報じた。

現時点でのアイデアは、クルマの厚板内にチタン製のスキッドブロックを接地して火花を散らすというもの。チーム間でベストな火花を発生させるためにはどの位置にスキッドブロックを設置するべきかが検討されている。

この作業の一環として、F1オーストリアGP初日にフェラーリがキミ・ライコネのマシンに2つのスキッドブロックを装着し、メルセデスもニコ・ロズベルグのマシンの異なる位置にスキッドブロックを装着する。

メルセデスとフェラーリは、火花の発生を強化するために、車高を下げるなど、それぞれのクルマの異なる変更を施すとみられている。

オーストリアでの作業は、2015年の規約の実施のために残りのシーズンで実施されるテストの最初のステップになると考えられている。

義務的なスキッドブロックの導入は、FIAモータースポーツ評議会で承認される必要がある。

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カテゴリー: F1 / F1マシン