エステバン・オコン “TGRハースF1チーム”を歓迎「トヨタとの仕事は楽しい」

現在ハースとTOYOTA GAZOO Racing(TGR)は技術提携を進めており、トヨタが資金とスタッフを提供する14日間のTPC(旧型車テスト)プログラムが2024年に実施された。
トヨタのエンジニアは、ハースが導入するバンブリーの新ウインドトンネルにも関与している。マネーグラムの離脱に伴う新タイトルパートナーとしてトヨタが加わることで、取り組みは正式に拡大される。フェラーリ製パワーユニットを搭載する2026年型マシンは1月23日にオンラインで発表される予定だ。
オコンはこの協力関係がチームの雰囲気を一変させたと語った。
「素晴らしいニュースだ」とオコンは木曜日、トヨタのタイトルスポンサー契約について尋ねられ答えた。
「僕はトヨタと一緒に働くのを本当に楽しんでいる。彼らは僕たちをとても尊重してくれるし、明確な目標と、レースへの本物の情熱を持っている。トヨタは基本的に“クルマそのもの”の会社だ。
日本にいた時、彼らは僕たちをグラベルのコースに連れて行ってくれたんだけど、あれはこれまで見た中で一番クレイジーなグラベルだった。そしてグッドウッドではWRCカーをテストする機会もあった。正直言って、トヨタと仕事をするのは素晴らしい経験だ」

さらにオコンは、アブダビのチェッカーフラッグ後の予定も明かした。彼とオリバー・ベアマンはすぐにマラネロへ向かうという。
「フィニッシュしたらすぐにオリバーと一緒にマラネロへ飛んで、来シーズンのクルマを試すつもりだ」とオコンは語った。
また、チーム代表の小松礼雄が2026年プログラムに関して、シーズン最終戦まではドライバーを関与させないという判断をしていたことも説明した。
「小松さんは僕たちにこのシーズンへ完全に集中してほしかったんだ」とオコンは語った。「アブダビでのテストが終わってから、フルスケールの作業が本格的に始まる」
カテゴリー: F1 / エステバン・オコン / トヨタ / ハースF1チーム
