エステバン・オコン F1ラスベガスGPで“デッドプール”ヘルメット
エステバン・オコンは、F1ラスベガスGPの前にアルペン投資家ライアン・レイノルズに映画『デッドプール』からインスピレーションを得た新しいヘルメットを披露した後、少し感情的になってしまったことを認めた。

レイノルズは今年初め、アルピーヌに2億ユーロを出資する投資グループの一員であることが発表された。しかし、スポーツ界のスターであるローリー・マキロイやアンソニー・ジョシュアといった他の投資家とは異なり、レイノルズはまだドライバーに会ったことも、レースを観戦したこともなかった。

しかし、今週、オコンがレイノルズに週末に向けて新しいヘルメットを初めて見せたとき、状況は変わった。レイノルズは、2016年からウェイド・ウィルソン役でデッドプールの主演を務めている。

レイノルズにヘルメットをプレゼントしたことについて、オコンは「ライアンは本当に気に入ってくれた。彼は僕に会いに来てくれたし、パドックでチームにも会ってくれた」と語った。

「デッドプールのヘルメットをどうしても作りたかった。彼は出来上がったヘルメットにとても満足してくれた。それについて話したのは本当にクレイジーだった」

「僕は彼の大ファンだし、マーベル全般の大ファンだから、彼の反応を見て涙が出そうになったよ。彼がそのように反応するのを見るのはとても意味深いことでした。これまでの一週間にとても満足しているし、ラスベガスは今のところ期待を裏切っていない。残りの週がどうなるか見ていきたい」

エステバン・オコン F1 ラスベガスグランプリエステバン・オコン F1 ラスベガスGP

これから注目はサーキットに向けられることになるが、オコンは、サーキットのローダウンフォース特性を理解するのに苦労したモンツァ以来のアルピーヌの取り組みが今週末にプラスになることを期待している理由を説明した。

「超速そうだし、超速くなるよ！」とオコン。「トウを使えば時速350kmのスピードが出るだろう。控えめに言ってもクレイジーなレースになりそうだ。多くのオーバーテイクが予想されるし、誰もがお互いを引っ張り合いたいと思うので、予選はトリッキーになりそうだ」

「だから一番楽しいレースではないかもしれないけれど、いいポジションを取ることが重要だ。レースはこれからだ。競争力を発揮できることを願っている。モンツァ以来、僕たちは多くの努力をしてきた。自分たちがどこにいるのかを見ていきたいと思う」

週末に向けてどのようなことを期待しているかと聞かれ、オコンは「さっき言ったように、モンツァと同じような特徴を持っている」と答えた。

「僕たちはたくさん取り組んできたし、レース後にモンツァでテストを行ったから、今はマシンでいろいろなことを試していて、ある意味、来年の準備もしているので、モンツァ以来の仕事と、自分たちのポジションがどこにあるのかが興味深いところだ」



このエントリーをはてなブックマークに追加


カテゴリー： F1 / エステバン・オコン / アルピーヌF1チーム / F1ラスベガスGP