F1 バーニー・エクレストン、約700億円の脱税容疑で無罪を主張
元F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、英国検察当局が提起した脱税容疑に対して無罪を主張した。

エクレストンは、シンガポールの信託における数億ドルを英国政府に申告しなかったとされることに関連して、脱税詐欺の容疑に直面している。

92歳のエクレストンは火曜日にロンドンのサザーク・クラウン裁判所に出廷し、そこで自分の名前を確認し、2013年7月から2016年10月までの間の詐欺行為について無罪を主張した。

エクレストンは英国税務署による世界規模の調査を経て、11月16日に裁判を受けることになる。

検察は、元F1ボスが関与している海外の信託について尋ねられた際、約4億ポンド(約700億円)を保有する銀行口座を持つシンガポールの信託を申告しなかったと主張している。

エクレストンは、3人の娘のために「たった1つの信託」を設定しただけであり、「英国内外のいかなる信託の入職者でも受益者でもない」と主張したことが分かっている

彼に対する告発は、英国の税務署であるHMRCの調査を受けて、昨年7月に王立検察局(Crown Prosecution Service/CPS)により認可された。

検察は、エクレストンが「不正な」行動をとり、請求から利益を得るつもりであったと非難した。

エクレストンは2017年、40年にわたりF1に君臨してきた最高経営責任者を退任した。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン