2021年 F1ポルトガルGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)
2021年のF1世界選手権 第3戦 F1ポルトガルGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

2回目の開催となるアルガルベ・サーキットは、経験という点では全ドライバーにとって似たようなものだが、特にルーキーやチームを移籍したドライバーにとっては滑りやすい路面と突風も相まって難しい予選セッションとなった。

11番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「素晴らしいパフォーマンスだったと思う。今朝はQ2は期待していなかったけど、それでも11番グリッドだ。僕たちは重要なときにそれを実現した。それは現時点でのテーマだと思っている。3年間で僕たちの最高の予選ポジションなので、本当に誇りに思う。僕たち全員が責任を負い、チームとして本当に良い仕事をしている。明日は前進し続ける必要がある。僕たちには良いレースカーがある。ストレートで速いので、何ができるか見てみよう」

12番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「12番手に満足している。特に僕たちがどれくらい進歩しているかを示しているからね。Q3進出にとても近かったけど、少なくとも明日は最適な戦略を選ぶことができる。コンディションはまだとてもトリッキーだったけど、今日のマシンは昨日よりもはるかに感触がよかった。イモラでの予選は運が悪かったけど、僕たちはバーレーンで示したペースを取り戻しているように思う。でも、今は日曜日にそれをどう生かせるかだ。適切な戦略、良いスタート、良いレースをする必要がある。昨日はペースが良さそうだったし、楽しむことができた。レースを楽しみにしている」

13番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日は簡単ではなかったし、天候は最終プラクティスからかなり大きく変化した。僕たちはFP3と予選の間に何かを失ったと思うし、何が起こったのか調査して、理解する必要がある。良いことは、明日のスタートタイヤを選べることだ。それは僕たちに戦略面でより多くの選択肢を与えてくれる。ポイントが付与されるのは明日だし、まだ勝負できる」

14番手:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
「ここでは初めての走行ですが、FP2を終えるころにはサーキットへ上手く適応できたので、予選に向けた準備はできていると感じていました。僕としてはいいラップだったのですが、タイヤが合わず、ソフトタイヤでは全くグリップがなくて、最終セクターに至るまでまるでハードタイヤで走っているかのような感覚でした。厳しい予選になって残念ですが、今夜エンジニアとデータを分析して、改善点を確認します。明日は、レースペースがよくなり、追い上げられるように願っています」

15番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「昨日と比較して一歩前進していたし、今日はもっと良い結果を出せたかもしれないけど、残念ながら、最後の走行でラップをまとめることができなかった。Q2の最後のタイヤセットでのラップは両方とも1コーナーでミスをしてしまった。これが起こると15番手は予想できることだ。明日また頑張る。簡単に行かないことはわかっているけど、全力を尽くて、どの位置で終得られるか見てみるつもりだ」

16番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「フラストレーションが溜まる日だ。昨日はポジティブな一日だったし、今日はこのような結果には賭けることはなかっただろう。どこが問題だったのかまだ分からない。今夜確認する必要がある。Q1は非常に早く進み、とにかくクリーンなラップが得られなかった。ミディアムタイヤの感触はかなり良かったし、かなり満足できていた。ソフトでの最初のラップは、ラップの開始時にトラフィックによって少し妨げられてしまい、ラップの最後は少し乱雑になってしまった。もう一度行こうとしたけど、タイヤが本当にすぐになくなってしまってペースが足りなかった。16番手は望んでいた場所から程遠いし、とにかく原因を理解して、しっかり寝て、明日目覚めて、もっと良いことをする準備をしなければならない」

17番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「難しいセッションだったし、昨日示していたパフォーマンスレベルをうまく構築することができなかった。今日はマシンがあまり快適ではなかったし、あまり頼ることができなかった。Q1の最後のトラフィックも助けにならなかったし、2回目の走行でタイムが犠牲になってしまった。昨日からかなり変更を加えているし、持ち帰って、次回にどこを改善し、もっと良くできるかを理解したい。今日の結果は残念だけど、僕たちはレースの方が強いと思う。前の2つのレースでそうだった。昨年は多くのオーバーテイクが見られたトラックだし、明日は順位を上げるために懸命にプッシュするつもりだ。強力な1周目と良い戦略があれば、ポイントを獲得できると思う」

18番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「前夜に大きな変更を加えたことで今日は改善がみられた。でも、僕たちにとって最高の予選ではなかったし、Q1の最後にクリーンなラップを得ることができなかった。まだ路面に合わせたマシンバランスに苦戦している。全員が滑りまくっているよね。少しフラストレーションが溜まる一日だったけど、レースは明日だし、僕たちはそこに集中する必要がある」

19番手:ミック・シューマッハ(ハース)
「すべてのフリープラクティスを見れば、僕たちはもっと高いレベルに設定されていたと思うけど、他チームやドライバーの何人かは2セット目のタイヤで一歩前進したと思うし、率直に言って、僕たちはそれができなかった。このトラックは何が起こるか分からない。都合の悪いタイミングで突風が発生したりする。最初のセクターで0.5秒失うこともある。全体的に満足できるものだったと思う。僕たちはレース週末ごとに一貫して前進を続けている。僕たち自身に大きな改善があるし、そこには満足していいはずだ。毎日、毎時間、マシンをより快適に感じてきている。それによって、マシンに飛び乗ってペースを上げることが容易になってきている。それは非常にポジティブなことだし、そのために必要なことを教えてくれているチームに感謝している」

20番手:ニキータ・マゼピン(ハース)
「昨日はトラックやマシンをあまり快適に感じられなかったし、僕にとって非常に難しい一日だと感じていた。そこから今朝、正しい一歩に踏み出した。それが僕が見たいことだし、それらは基盤を構築していくれるものだ」とコメント。もちろん、ここは風が強くなっているし、起こってほしくなかったことだ。マシンバランスがとても予測できないものになるため、風が好きなドライバーはいない。でも、周回が重ねられたことで、自然と昨日からグリップは改善されている。全体的にマシンのフィーリングははるかに良くなっているし、良い場所にあると思う。僕たちはマシンから最大限を引き出せるところにかなり近づいていた」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー