2021年 F1プレシーズンテスト:参加ドライバー&走行スケジュール
2021年のF1プレシーズンテストが、3月12日(火)から3日間にわたって開幕戦F1バーレーンGPの舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。

2021年のF1世界選手権は、5名のドライバーがチームを移籍、角田裕毅を含めた3名がF1デビューを果たす。ラインナップが変わらないのはメルセデス、アルファロメオ、ウィリアムズの3チームだけとなっている。

だが、今年はプレシーズンでテストが3日間の1回に制限され、事実上、各ドライバーが開幕前に新車を本格的にテストする時間は1日半に制限される。

そのため、F1チームはレギュラードライバーをテストに起用するが、ウィリアムズのみが開発ドライバーのロイ・ニッサニーに初日の走行を担当される。スポンサー絡みの起用であることは容易に想像できる。

各F1チームの走行の分担には違いが見られる。プレシーズンテストは昼食をはさんで午前と午後で4時間ずつセッションが行われるが、5チームが全日程で午前と午後でドライバーを交代される。アルファタウリ・ホンダもそのうちの1チームで角田裕毅は初日の午後からテストを担当する。

レッドブル・ホンダ、アルピーヌF1、アルファロメオは1日ずつドライバーに走行機会を与え、残りの1日を分担するスケジュールを立てている。フェラーリはまだ2日目以降のスケジュールを確定させていない。

また、2021年F1マシンはほぼ昨年マシンが引き継がれるため、アドバンテージを築くための箇所が限られている。そのため、ライバルにソリューションをコピーされずに早期から抜け出すために、レッドブル・レーシングとメルセデスF1はまだ新車の画像を公開しないなど秘密を貫いている。開幕まで2週間の間隔があるが、物流面を考慮すると、レース仕様に使いパーツで走行すると考えられる。

2021年のF1プレシーズンテストは、3月12日(金)の現地時間10時(日本時間16時)からスタート。セッションの模様はDAZNが日本人の解説者つきでライブ配信する。

2021年 F1プレシーズンテスト / ドライバーラインナップ

メルセデス
3月12日(金) バルテリ・ボッタス(午前) / ルイス・ハミルトン(午後)
3月13日(土) ルイス・ハミルトン(午前) / バルテリ・ボッタス(午後)
3月14日(日) バルテリ・ボッタス(午前) / ルイス・ハミルトン(午後)

レッドブル・レーシング
3月12日(金) マックス・フェルスタッペン
3月13日(土) セルジオ・ペレス
3月14日(日) セルジオ・ペレス(午前) / マックス・フェルスタッペン(午後)

マクラーレン
3月12日(金) ダニエル・リカルド(午前) / ランド・ノリス(午後)
3月13日(土) ダニエル・リカルド(午前) / ランド・ノリス(午後)
3月14日(日) ランド・ノリス(午前) / ダニエル・リカルド(午後)

アストンマーティン
3月12日(金) セバスチャン・ベッテル(午前) / ランス・ストロール(午後)
3月13日(土) セバスチャン・ベッテル(午前) / ランス・ストロール(午後)
3月14日(日) ランス・ストロール(午前) / セバスチャン・ベッテル(午後)

アルピーヌ
3月12日(金) エステバン・オコン
3月13日(土) フェルナンド・アロンソ
3月14日(日) エステバン・オコン(午前) / フェルナンド・アロンソ(午後)

フェラーリ
3月12日(金) シャルル・ルクレール(午前) / カルロス・サインツ(午後)
3月13日(土) TBC
3月14日(日) TBC

アルファタウリ・ホンダ
3月12日(金) ピエール・ガスリー(午前) / 角田裕毅(午後)
3月13日(土) 角田裕毅(午前) / ピエール・ガスリー(午後)
3月14日(日) ピエール・ガスリー(午前) / 角田裕毅(午後)

アルファロメオ
3月12日(金) キミ・ライコネン(午前) / アントニオ・ジョビナッツィ(午後)
3月13日(土) アントニオ・ジョビナッツィ
3月14日(日) キミ・ライコネン

ハース
3月12日(金) ミック・シューマッハ(午前) / ニキータ・マゼピン(午後)
3月13日(土) ニキータ・マゼピン(午前) / ミック・シューマッハ(午後)
3月14日(日) ミック・シューマッハ(午前) / ニキータ・マゼピン(午後)

ウィリアムズ
3月12日(金) ロイ・ニッサニー
3月13日(土) ニコラス・ラティフィ
3月14日(日) ジョージ・ラッセル

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー