F1イギリスGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNS)
2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝で11位~DNSだったドライバーのコメント。
レース直前には今回のレースで急遽代役としてF1復帰したレーシング・ポイントのニコ・ヒュルケンベルグのマシンにトラブルが発生して出走を断念。また、レース終了間際には入賞圏内を走行していたバルテリ・ボッタスとカルロス・サインツの左フロントタイヤがパンクしてポイント圏外に脱落するなど波乱の展開となった。
11位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「僕にとって本当に期待外れな結果だ。パンクはとても不運だった。それまでは全てが問題なく動作していた。ルイスにプレッシャーをかけようとしていたけど、ハードライヤでのロングスティントになることは分かっていた。終わりに近づくにつれて左フロントタイヤのバイブレーションがどんどん出始めていた。デブリなどは見えなかったので、バイブレーションを報告してタイウヤを管理していった。でも、そのあとスタート/フィニッシュ ストレートでタイヤが突然壊れた。ピットに戻るためにフルラップを走らなければならず、多くのタイムが犠牲になった。今週末から学ぶべきことはたくさんあると確信しているし、それを取り入れて次の週末に気持ちを切り替えていく」
12位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「僕たちはかなり速かったし、今回初めて日曜日のペースが土曜日に匹敵していたのでポジティブだ。今日のペースに焦点を当てて多くの努力をしてきたし、僕たちは正しい方向に進んでいる。セーフティカーが出た後、マシンは強いと感じていた。キミ(ライコネン)をなんとかオーバーテイクできたし、アントニオ(ジョビナッツィ)にも追いついた。予選でアルファロメオとハースF1の前のポジションを維持できれば、日曜日にそこに留まることができない理由はないはずだ」
13位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「正直、何を言えばいいか分からない。画像がそれ自体を物語っていると思う。それ以外は非常に力強いレースをしていたので非常にフラストレーションが溜まる結末だ。素晴らしいスタートを切って、いくつかポジションを上げることができたし、レース全体を通して堅実なペースがあった。タイヤと後続マシンととのギャップを管理できていた。すべてがうまく機能していたし、僕たちは非常に力強く4位と12ポイントに向かっていたけど、タイヤが壊れて最終ラップにピットに入らなければならなかった。とてもがっかりしているし、期待外れで残念な結果だ。それについて僕ができることは何もなかった。最初の4戦でいくつか重要なポイントを失っているので、この不運の連鎖を断ち切れることを本当に楽しみにしている。チャンピオンシップが短いことで、このようにポイントを失うことは通常よりも痛手だ。でも、僕たちは続けていく必要がある。ポジティブな点は、コース上のマシンの感触がよかったことだし、スタッフはチームのために良いピットストップを行った。それもチームのために本当に気の毒に感じている理由だ。明日はここシルバーストンでの2戦目で僕たちの良いペースを生かすことに焦点を切り替えていく」
14位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「かなり難しいレースだったけど、できる限りのことはしたと思う。良いスタートを切って、いくつかポジションを上げることができたし、クルーが良いピットストップをしてくれたことでそこでも順位を上げることができた。でも、2回目のセーフティカーの後はペースに苦しんだ。最後は5秒ペナルティによって2つ順位を失った。もう少し競争力があることを期待していたし、データを調べて、来週またここでレースをするときに前進できることを改善していく必要がある」
15位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「これまでの最初の4レースの中で、今回はクルマのフィーリングがずっと最高で最も予測可能なレースだった。クルマは生き生きとしていて、ドライブするのが本当に気持ちよかった。最初のラップでミスをしてコースオフしたことで順位を失ってしまったけど、それ以外は自信を持ってプッシュすることができた。とても楽しいレースだったし、他のクルマと戦えるのはとても楽しかった」
16位:ロマン・グロージャン(ハース)
「レースの最初から最後まで本当に限界までドライブしたので、残念な結果だ。最初のスティントは楽しかった。セーフティカーの後ろで5番手に上がり、『おぉ、昔のようだ』と思ったね。ステイアウトしたことには満足しているし、ハンガリーでもやったように自分たちのマシンではこういったことを試さなければならない。リスタートの時点でタイヤがちょっと不安だったけど、最終的にはうまくいったし、ペースを保つことができた。ハッピーだったし楽しかった。来週に向けて何か大きく変わるとは思わない。序列は同じままだと思うけど、レース中のデグラデーションがもっと悪くなるのは明らかだろう。たぶん2ストップのレースになる。1ストップはちょっと退屈だから僕はそっちの方がいいね」
17位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「こんなレースになるとは期待していなかった。レース序盤は戦えるチャンスはあると思っていたけど、ピットストップ後のペースは他についていくことができなかった。来年のレースにむけてどうやったらパフォーマンスを改善できるか確認する必要がある。終盤のラップでフロントウイングが故障したけど、最終的に違いはなかったと思う。何が起こったのかはわからない。詳しく調べてみる必要がある」
DNF:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
「わずかな時間で終わってしまったけど、今日はとても強いレースができたと思う。スタートはよく、ペースはかなりよかったので、いくつもオーバーテイクをして追い上げていくことができた。いい結果が出せると思っていたところ、突然ターン10でマシンのリアを失った。普段から、まずは自分に責任があると考えるので、原因は自分だと思ったが、映像を見返すと僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こっているように見えたので、データをすべてチェックして何が問題だったのかを理解する必要がある。今日はポイントが獲得できるはずだったので残念だが、また来週トライしていく」
DNF:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「アクシデントの後、僕は完全に元気だけど、とにかくとてもフラストレーションを感じている。素晴らしい良いスタートができたし、今回もいくつか順位を上げることができた。グリッドに向かう途中でマシンの感触が良かったので、エンジニアにはマシンが本当にうまく機能していると伝えたくらいだ。今日は何かできたかもしれなかったけど、リタイアするになってしまい本当にがっかりしている。できることはすべてやった。予選ではベストを尽くせたし、良いスタートが切れた。1周目に順位を上げて、トップ10に近づいていた。いい感じだったので、とても残念だ」
DNS:ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)
「レースをスタートできなかったのは本当に残念だ。チームは僕をグリッドに着かせるために全力を尽くしてくれたので、チームのためにも残念に感じている。全員のヘルプにとても感謝している。今週末はいきなり新しい世界に飛び込むことになったけど、再びチームと仕事をする機会を楽しんだ。僕たち全員のハードワークの報酬としてレースで良い結果を出せれば素晴らしかっただろう」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1イギリスGP
レース直前には今回のレースで急遽代役としてF1復帰したレーシング・ポイントのニコ・ヒュルケンベルグのマシンにトラブルが発生して出走を断念。また、レース終了間際には入賞圏内を走行していたバルテリ・ボッタスとカルロス・サインツの左フロントタイヤがパンクしてポイント圏外に脱落するなど波乱の展開となった。
11位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「僕にとって本当に期待外れな結果だ。パンクはとても不運だった。それまでは全てが問題なく動作していた。ルイスにプレッシャーをかけようとしていたけど、ハードライヤでのロングスティントになることは分かっていた。終わりに近づくにつれて左フロントタイヤのバイブレーションがどんどん出始めていた。デブリなどは見えなかったので、バイブレーションを報告してタイウヤを管理していった。でも、そのあとスタート/フィニッシュ ストレートでタイヤが突然壊れた。ピットに戻るためにフルラップを走らなければならず、多くのタイムが犠牲になった。今週末から学ぶべきことはたくさんあると確信しているし、それを取り入れて次の週末に気持ちを切り替えていく」
12位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「僕たちはかなり速かったし、今回初めて日曜日のペースが土曜日に匹敵していたのでポジティブだ。今日のペースに焦点を当てて多くの努力をしてきたし、僕たちは正しい方向に進んでいる。セーフティカーが出た後、マシンは強いと感じていた。キミ(ライコネン)をなんとかオーバーテイクできたし、アントニオ(ジョビナッツィ)にも追いついた。予選でアルファロメオとハースF1の前のポジションを維持できれば、日曜日にそこに留まることができない理由はないはずだ」
13位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「正直、何を言えばいいか分からない。画像がそれ自体を物語っていると思う。それ以外は非常に力強いレースをしていたので非常にフラストレーションが溜まる結末だ。素晴らしいスタートを切って、いくつかポジションを上げることができたし、レース全体を通して堅実なペースがあった。タイヤと後続マシンととのギャップを管理できていた。すべてがうまく機能していたし、僕たちは非常に力強く4位と12ポイントに向かっていたけど、タイヤが壊れて最終ラップにピットに入らなければならなかった。とてもがっかりしているし、期待外れで残念な結果だ。それについて僕ができることは何もなかった。最初の4戦でいくつか重要なポイントを失っているので、この不運の連鎖を断ち切れることを本当に楽しみにしている。チャンピオンシップが短いことで、このようにポイントを失うことは通常よりも痛手だ。でも、僕たちは続けていく必要がある。ポジティブな点は、コース上のマシンの感触がよかったことだし、スタッフはチームのために良いピットストップを行った。それもチームのために本当に気の毒に感じている理由だ。明日はここシルバーストンでの2戦目で僕たちの良いペースを生かすことに焦点を切り替えていく」
14位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「かなり難しいレースだったけど、できる限りのことはしたと思う。良いスタートを切って、いくつかポジションを上げることができたし、クルーが良いピットストップをしてくれたことでそこでも順位を上げることができた。でも、2回目のセーフティカーの後はペースに苦しんだ。最後は5秒ペナルティによって2つ順位を失った。もう少し競争力があることを期待していたし、データを調べて、来週またここでレースをするときに前進できることを改善していく必要がある」
15位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「これまでの最初の4レースの中で、今回はクルマのフィーリングがずっと最高で最も予測可能なレースだった。クルマは生き生きとしていて、ドライブするのが本当に気持ちよかった。最初のラップでミスをしてコースオフしたことで順位を失ってしまったけど、それ以外は自信を持ってプッシュすることができた。とても楽しいレースだったし、他のクルマと戦えるのはとても楽しかった」
16位:ロマン・グロージャン(ハース)
「レースの最初から最後まで本当に限界までドライブしたので、残念な結果だ。最初のスティントは楽しかった。セーフティカーの後ろで5番手に上がり、『おぉ、昔のようだ』と思ったね。ステイアウトしたことには満足しているし、ハンガリーでもやったように自分たちのマシンではこういったことを試さなければならない。リスタートの時点でタイヤがちょっと不安だったけど、最終的にはうまくいったし、ペースを保つことができた。ハッピーだったし楽しかった。来週に向けて何か大きく変わるとは思わない。序列は同じままだと思うけど、レース中のデグラデーションがもっと悪くなるのは明らかだろう。たぶん2ストップのレースになる。1ストップはちょっと退屈だから僕はそっちの方がいいね」
17位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「こんなレースになるとは期待していなかった。レース序盤は戦えるチャンスはあると思っていたけど、ピットストップ後のペースは他についていくことができなかった。来年のレースにむけてどうやったらパフォーマンスを改善できるか確認する必要がある。終盤のラップでフロントウイングが故障したけど、最終的に違いはなかったと思う。何が起こったのかはわからない。詳しく調べてみる必要がある」
DNF:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
「わずかな時間で終わってしまったけど、今日はとても強いレースができたと思う。スタートはよく、ペースはかなりよかったので、いくつもオーバーテイクをして追い上げていくことができた。いい結果が出せると思っていたところ、突然ターン10でマシンのリアを失った。普段から、まずは自分に責任があると考えるので、原因は自分だと思ったが、映像を見返すと僕のコントロールが及ばない範囲で何かが起こっているように見えたので、データをすべてチェックして何が問題だったのかを理解する必要がある。今日はポイントが獲得できるはずだったので残念だが、また来週トライしていく」
DNF:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「アクシデントの後、僕は完全に元気だけど、とにかくとてもフラストレーションを感じている。素晴らしい良いスタートができたし、今回もいくつか順位を上げることができた。グリッドに向かう途中でマシンの感触が良かったので、エンジニアにはマシンが本当にうまく機能していると伝えたくらいだ。今日は何かできたかもしれなかったけど、リタイアするになってしまい本当にがっかりしている。できることはすべてやった。予選ではベストを尽くせたし、良いスタートが切れた。1周目に順位を上げて、トップ10に近づいていた。いい感じだったので、とても残念だ」
DNS:ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)
「レースをスタートできなかったのは本当に残念だ。チームは僕をグリッドに着かせるために全力を尽くしてくれたので、チームのためにも残念に感じている。全員のヘルプにとても感謝している。今週末はいきなり新しい世界に飛び込むことになったけど、再びチームと仕事をする機会を楽しんだ。僕たち全員のハードワークの報酬としてレースで良い結果を出せれば素晴らしかっただろう」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1イギリスGP