ステファノ・ドメニカリ 「F1がこれほどまで才能に恵まれたことはない」
フェラーリの元F1チーム代表のステファノ・ドメニカリは、F1グリッドがこれほど才能に恵まれたことはないと考えている。

「長年、我々は新しい状況に直面している。これほどまで多くの強力なドライバーがいたことはなかった」と現在ランボルギーニのCEOを務めるステファノ・ドメニカリは Rai に語った。

FIAのシングルシーター委員会の会長でもあるステファノ・ドメニカリは、F1の才能の深さは“F1のチェーンが機能している”ことの証だと語る。

「ルクレールやフェルスタッペンのような若手ドライバーがおり、彼らの後ろにはランド・ノリスやカルロス・サインツがいる。ドライバーという観点で見れば、リソースが不足しているわけではない」とステファノ・ドメニカリは語る。

「ランキングを作るのは難しいが、ルイス・ハミルトンはもうひとつのタイトルを獲得しようとしており、すでにF1のオリンパスにいる」

「ルクレールは彼の年齢の2倍の成熟度があり、フェルスタッペンは最初は短気だったが、今では別のアプローチを見つけたようだ」

元の職場であるフェラーリについて質問されたステファノ・ドメニカリは、2019年は実際の実力よりもはるかに少ないものしか達成できていないと考えている。

「過去数ヶ月でマシンがどれだけ開発されたかを考えれば、今シーズンを特徴づけたバーレーンやその他のレースがなければ、2019年の結末は違っていただろう」

「2020年には彼らに素晴らしいチャンスが訪れると信じてる」

また、ステファノ・ドメニカリは、現在のフェラーリのF1チーム代表であるマッティア・ビノットの仕事ぶりは“見事”だと評価する。

「彼はあの2人の強力なドライバーを管理するのに非常にクリアな状況で対処しているし、それは弱点ではなく、強みになっていると思う。チームは無限の議論をせずに明確に考えなければならない」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー