F1 フランスGP 予選 | トップ10ドライバーコメント
2019年のF1世界選手権 第8戦 フランスGPの予選が6月22日(土)にポール・リカール・サーキットで行われた。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードとなる1分28秒319をマークし、今季3回目、通算86回目のポールポジションを獲得した。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季6度目となるフロントローを独占した。
1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分28秒605
「ここは簡単なトラックではないし、バルテリは週末を通して速かったので、クルマのポテンシャルを引き出せて本当に嬉しい。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。少しずつタイムを短縮し、最後の2回のアタックを決めることができた。風が強くなり、トラック周囲では突風が吹いていた。最後のアタックではあと0.5秒くらい短縮できそうだったけど、最後から二つ目のコーナーでタイムをロスした。突風でリアエンドを持っていかれた。でも、それまでのベストタイムを更新できたことが重要だ。本当に満足している。僕たちは本当に頑張ってきた。素晴らしいチームワークだ。明日もまた暑くなりそうなのでタイヤが難しくなるだろう。でも、レースがどのような展開になるか楽しみにしている」
2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス) - 1分28秒319
「全体的に僕たちにとってこれまでのところはかなりよい週末だったけど、ルイスはQ3で本当によいアタックをしていたし、残念ながら、僕は対抗することができなかった。ターン8と9の連続コーナーをうまく抜けることができず、Q3の最初のアタックで彼に0.15秒遅れた。それがなければ、僕たちのラップタイムはほぼ同じようになったはずだ。2回目のアタックではストレートでスリップストリームがなかったので、タイムを短縮するのがほぼ不可能だった。明日はチャレンジングになりそうだ。気温がとても高くなるという予報なので、タイヤにとってトリッキーになるだろう。簡単ではないだろう。でも、僅差だ。感触はいいし、ポイントが与えられるのは明日だ」
3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分28秒965
「ここまでのところよい週末だったし、FP1からクルマの感触はよかった。過去数週間、僕の目標はQ1からQ3まで路面の進化に合わせてクルマのセットアップを改善させることだった。個人的なパフォーマンスには満足しているし、間違いなく一歩前進した。一方で、僕たちはラップタイムではライバルに対しているべき順位ではない。やらなければならない仕事はたくさんある。明日のレースで彼らに挑戦するために良いスタートをしたい」
4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分29秒409
「FPと比べてマシンを改善することができ、予選でいい結果を出すことができた。Q3ではもっとフェラーリとの差を縮めることができたはずだったけど、最後の周は十分にアタックすることができなかった。最後のいくつかのコーナーで“なにか”が起こり、マシンの挙動が乱れたのを感じたので、なにが原因だったかを調べなければならないけど、それが起こらなければもっとフェラーリに近づくことができたと思う。現状、マクラーレンが僅差で迫ってきているようだけど、0.3~4秒ほど僕たちのほうがリードしているようだ。今日のこの予選結果もこれまでと同じく、できる限りのグリッドポジションだったと思うし、ミディアムタイヤで2列目からレースをスタートできることはいいことだ。表彰台に上がるには、昨年のように、少しの運を味方につけなければならなそうだ。このサーキットは僕たちにとって最適のコースとはいえないレイアウトだけど、明日のキーはタイヤマネージメントだと思う。メルセデスと戦えるかは疑問ですが、フェラーリといい争いができることを願っている。最善を尽くし、どれだけいい結果につなげられるかが楽しみだ」
5番手:ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分29秒418
「昨日とFP3を終えて、かなりいい感じの状態で予選に入れた。FP3後はそれほどでもなかったけどね。昨日よりはだいぶ近づくことができていた。でも、期待はしていたし、心配もしていなかった。まだもっと近づけると思っていた。予選前に行ったいくつかの調整が役立ったと思う。僕たちは必要なことをやれたし、それなりのラップを刻むことができた。最終コーナーは少し散らかってしまった。ちょっと欲張り過ぎて、少しオーバシュートしてしまった。それ以外は明らかに良い結果だ。でも、明日は長いレースだ。チームに本当に感謝している」
6番手:カルロス・サインツ(マクラーレン) - 1分29秒522
「まず何よりもチーム全体、そして、ファクトリーのチームを心から祝福したい。この結果はいろいろな場所で行われている全てのハードワークや僕たちが最近もたらしたアップグレードの成果だ。僕たちはとにかくこの方向に向かってプッシュし続けていく必要がある。二つ目として、個人的には少し厳しい週末だったと言える。そうは見えなかったかもしれないけどね。昨日は多くの実験的なことを試していた。おそらくそれによって今日は少し劣勢に立たされていたかもしれない。クルマを完全には快適に感じられていなかった。それでも、ほぼ挽回できたし、今日は感触は良くなっていた。予選ではライバルの前の6番手に到達するために良いラップができたし、ミディアムでQ3に進出できたことでレースで良い戦いをするチャンスがある。明日っは仕事を終わらせなければならない!」
7番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) - 1分29秒799
「少しおかしなセッションだった。クルマに一貫性を感じられなかったし、最大限を引き出すことができなかった。だから満足はしていない。最後のアタックは他のセッションと同じ感触ではなかった。だから、予選結果としてあるべき順位にならなかった。クルマはこの順位よりも良かった。一方で明日を楽しみにしている。タイヤを管理するのは難しいだろうけど、レースでは状況が落ち着くのでかなり単純になって一貫性があるはずだ。明日どうなるか見てみよう」
8番手:ダニエル・リカルド(ルノー) - 1分29秒918
「今日の8番手という結果には満足している。最近は継続してQ3に進出することができている。これ以上、ラップタイムを縮める余地はなかったと思うし、おそらく8番手が最大限の結果だった。Q2の最初の走行ではミスをしてしまい、中止してミディアムに履き替えた。この週末で初めてのミディアムだったのでリスクではあった。でも、チームは機能すると確信していたし、僕もQ3に進めるいいタイムを出せた。明日はほとんどのクルマがミディアムでスタートするから面白くなりそうだ。前の人たちにターゲットを定めていいレースがしたい」
9番手:ピエール・ガスリー(レッドブル) - 1分30秒184
「今日の予選は難しいセッションだった。FP3では6番手ともっと速さを見せていたけど、いくつかセットアップを変更して臨んだ予選ではグリップを得るのに苦戦してした。「もっとポテンシャルがあったはずなので、9番手という結果はとても悔しい。しかしこれが今の僕たちの現状であり、明日の決勝はできる限りの力を発揮して戦わなくてはならない。決勝はソフトタイヤでのスタートなので簡単にはいかない一戦となりそうだけど、プラクティスでのロングランでのペースは悪くはなかったので、タイヤをできるだけ保たせるためにできることを含め作戦を練り、ポジションを上げていい争いができるよう準備しなければならない。明日は最大限までプッシュして戦う」
10番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) - 1分34秒420
「今日のパフォーマンスはとても満足している。ポジティブな予選だったし、トップ10に戻れてとても嬉しい。この結果の裏にはいくつかの理由がある。新しいアップグレードパッケージはとてもうまく機能しているし、このようなコンディションでタイヤをうまく使いこなすことができた。ラップごとに路面が改善していたので、予選の各セッションで最後のラップを確実に決めることが重要だった。唯一、ソフトタイヤでスタートする2台のうちの1台というのがガティブな部分だけど、ポイント圏内に留まるために戦略を立てることはできるはずだ。僕たちにはいいペースがあるし、長い間待ち望んでいる良い結果を出せることを期待している」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1フランスGP
ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードとなる1分28秒319をマークし、今季3回目、通算86回目のポールポジションを獲得した。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季6度目となるフロントローを独占した。
1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分28秒605
「ここは簡単なトラックではないし、バルテリは週末を通して速かったので、クルマのポテンシャルを引き出せて本当に嬉しい。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。少しずつタイムを短縮し、最後の2回のアタックを決めることができた。風が強くなり、トラック周囲では突風が吹いていた。最後のアタックではあと0.5秒くらい短縮できそうだったけど、最後から二つ目のコーナーでタイムをロスした。突風でリアエンドを持っていかれた。でも、それまでのベストタイムを更新できたことが重要だ。本当に満足している。僕たちは本当に頑張ってきた。素晴らしいチームワークだ。明日もまた暑くなりそうなのでタイヤが難しくなるだろう。でも、レースがどのような展開になるか楽しみにしている」
2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス) - 1分28秒319
「全体的に僕たちにとってこれまでのところはかなりよい週末だったけど、ルイスはQ3で本当によいアタックをしていたし、残念ながら、僕は対抗することができなかった。ターン8と9の連続コーナーをうまく抜けることができず、Q3の最初のアタックで彼に0.15秒遅れた。それがなければ、僕たちのラップタイムはほぼ同じようになったはずだ。2回目のアタックではストレートでスリップストリームがなかったので、タイムを短縮するのがほぼ不可能だった。明日はチャレンジングになりそうだ。気温がとても高くなるという予報なので、タイヤにとってトリッキーになるだろう。簡単ではないだろう。でも、僅差だ。感触はいいし、ポイントが与えられるのは明日だ」
3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分28秒965
「ここまでのところよい週末だったし、FP1からクルマの感触はよかった。過去数週間、僕の目標はQ1からQ3まで路面の進化に合わせてクルマのセットアップを改善させることだった。個人的なパフォーマンスには満足しているし、間違いなく一歩前進した。一方で、僕たちはラップタイムではライバルに対しているべき順位ではない。やらなければならない仕事はたくさんある。明日のレースで彼らに挑戦するために良いスタートをしたい」
4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分29秒409
「FPと比べてマシンを改善することができ、予選でいい結果を出すことができた。Q3ではもっとフェラーリとの差を縮めることができたはずだったけど、最後の周は十分にアタックすることができなかった。最後のいくつかのコーナーで“なにか”が起こり、マシンの挙動が乱れたのを感じたので、なにが原因だったかを調べなければならないけど、それが起こらなければもっとフェラーリに近づくことができたと思う。現状、マクラーレンが僅差で迫ってきているようだけど、0.3~4秒ほど僕たちのほうがリードしているようだ。今日のこの予選結果もこれまでと同じく、できる限りのグリッドポジションだったと思うし、ミディアムタイヤで2列目からレースをスタートできることはいいことだ。表彰台に上がるには、昨年のように、少しの運を味方につけなければならなそうだ。このサーキットは僕たちにとって最適のコースとはいえないレイアウトだけど、明日のキーはタイヤマネージメントだと思う。メルセデスと戦えるかは疑問ですが、フェラーリといい争いができることを願っている。最善を尽くし、どれだけいい結果につなげられるかが楽しみだ」
5番手:ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分29秒418
「昨日とFP3を終えて、かなりいい感じの状態で予選に入れた。FP3後はそれほどでもなかったけどね。昨日よりはだいぶ近づくことができていた。でも、期待はしていたし、心配もしていなかった。まだもっと近づけると思っていた。予選前に行ったいくつかの調整が役立ったと思う。僕たちは必要なことをやれたし、それなりのラップを刻むことができた。最終コーナーは少し散らかってしまった。ちょっと欲張り過ぎて、少しオーバシュートしてしまった。それ以外は明らかに良い結果だ。でも、明日は長いレースだ。チームに本当に感謝している」
6番手:カルロス・サインツ(マクラーレン) - 1分29秒522
「まず何よりもチーム全体、そして、ファクトリーのチームを心から祝福したい。この結果はいろいろな場所で行われている全てのハードワークや僕たちが最近もたらしたアップグレードの成果だ。僕たちはとにかくこの方向に向かってプッシュし続けていく必要がある。二つ目として、個人的には少し厳しい週末だったと言える。そうは見えなかったかもしれないけどね。昨日は多くの実験的なことを試していた。おそらくそれによって今日は少し劣勢に立たされていたかもしれない。クルマを完全には快適に感じられていなかった。それでも、ほぼ挽回できたし、今日は感触は良くなっていた。予選ではライバルの前の6番手に到達するために良いラップができたし、ミディアムでQ3に進出できたことでレースで良い戦いをするチャンスがある。明日っは仕事を終わらせなければならない!」
7番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) - 1分29秒799
「少しおかしなセッションだった。クルマに一貫性を感じられなかったし、最大限を引き出すことができなかった。だから満足はしていない。最後のアタックは他のセッションと同じ感触ではなかった。だから、予選結果としてあるべき順位にならなかった。クルマはこの順位よりも良かった。一方で明日を楽しみにしている。タイヤを管理するのは難しいだろうけど、レースでは状況が落ち着くのでかなり単純になって一貫性があるはずだ。明日どうなるか見てみよう」
8番手:ダニエル・リカルド(ルノー) - 1分29秒918
「今日の8番手という結果には満足している。最近は継続してQ3に進出することができている。これ以上、ラップタイムを縮める余地はなかったと思うし、おそらく8番手が最大限の結果だった。Q2の最初の走行ではミスをしてしまい、中止してミディアムに履き替えた。この週末で初めてのミディアムだったのでリスクではあった。でも、チームは機能すると確信していたし、僕もQ3に進めるいいタイムを出せた。明日はほとんどのクルマがミディアムでスタートするから面白くなりそうだ。前の人たちにターゲットを定めていいレースがしたい」
9番手:ピエール・ガスリー(レッドブル) - 1分30秒184
「今日の予選は難しいセッションだった。FP3では6番手ともっと速さを見せていたけど、いくつかセットアップを変更して臨んだ予選ではグリップを得るのに苦戦してした。「もっとポテンシャルがあったはずなので、9番手という結果はとても悔しい。しかしこれが今の僕たちの現状であり、明日の決勝はできる限りの力を発揮して戦わなくてはならない。決勝はソフトタイヤでのスタートなので簡単にはいかない一戦となりそうだけど、プラクティスでのロングランでのペースは悪くはなかったので、タイヤをできるだけ保たせるためにできることを含め作戦を練り、ポジションを上げていい争いができるよう準備しなければならない。明日は最大限までプッシュして戦う」
10番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) - 1分34秒420
「今日のパフォーマンスはとても満足している。ポジティブな予選だったし、トップ10に戻れてとても嬉しい。この結果の裏にはいくつかの理由がある。新しいアップグレードパッケージはとてもうまく機能しているし、このようなコンディションでタイヤをうまく使いこなすことができた。ラップごとに路面が改善していたので、予選の各セッションで最後のラップを確実に決めることが重要だった。唯一、ソフトタイヤでスタートする2台のうちの1台というのがガティブな部分だけど、ポイント圏内に留まるために戦略を立てることはできるはずだ。僕たちにはいいペースがあるし、長い間待ち望んでいる良い結果を出せることを期待している」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1フランスGP