F1 アゼルバイジャンGP
2019年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行が4月26日(金)にバクー市街地コースで行われた。

マンホールの蓋が外れるというアクシデントでフリー走行1回目が中止になったことで、各チームは90分間に2回分のプログラムを詰め込まなければならなくなり、ドライバーもコース上でマシンの感触を掴むことに苦労した。

トップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。2番手には0.324秒でチームメイトのセバスチャン・ベッテル、3番手には0.669秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手には0.921秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続いた。

1番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「今日のような一日からは僕たち全員がどの位置にいるかはっきりとした全体像を掴むのは難しい。トラフィックが要因になるという点でロングランは特にね。予選仕様は快適だったけど、その部分ではっきりとした全体像を掴むには明日まで待たなければならないだろう。でも、僕たちにはまだSF90から最大限を引き出すためにやらなければならない仕事がかなりあるし、そこは最終プラクティスセッションで集中していく部分だ。それが管理できれば、僕たちには競争力があるはずだ」

2番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「かなり複雑な金曜日だった。あまり走行することができなかったし、路面は滑りやすくて埃っぽかったからね。でも、楽しくもあった。リズムを掴むのにしばらく時間がかかったけど、全体的にクルマを快適に感じている。明日は僕たちがどの位置にいるかもっとわかるはずだ。クルマはいい感じだけど、まだ改善の余地は間違いなくある。明日も仕事を続けて、リズムを掴んで、クルマに良い感覚を得て、トラックに対して完全に自信を持つことが重要だ。明日、ライバルはとても速いと思うし、予選はとても拮抗すると思う」

3番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「ちょっと変な一日だったけど、それでも楽しかった。FP2はかなり順調に進んだし、フィーリングは良かったし、去年よりもクルマを快適に感じている。でも、フェラーリが明らかに速いし、僕たちよりかなり前にいるようだ。彼らと比較してどこでタイムを失っているのか調べる必要がある。一晩で0.7秒を見つけられる可能性は低いけど、クルマを正しい方向にプッシュできるように自分たちにできることを全てやっていく。僕たちはショートランに比べてロングランのペースの方が少し良さそうだったし、理由を解明する必要がある。明日は良い戦いになるはずだ。戦いはいつだって歓迎だし、ファンも見たいと思っているはずだ。明日を楽しみにしている」

4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「午前中のセッション時間が短くなってしまったことは他チームも同じだし、金曜のセッションではP2が一番重要なので、大きな影響はなかった。コースはとても滑りやすく、(タイヤが)ロックしたり、コース外にはみ出してしまうことがあり、なるべく多くの周回を走り路面コンディションに慣れることが大切だった。グリップを最大限に活かし、マシンを最大限までプッシュしながら周回を重ねていかなくてはならないけど、このようなグリップ力の低いコースでは適応能力が求められる。今日のセッションの結果にはとても満足している。さらに改善できる部分のデータを振り返る必要があるけど、ほぼ十分な仕上がりなのではないだろうか。明日どの程度の結果を出せるのかまだわからない部分が多いし、たった一度のプラクティスセッションだったので、他チームもまだまだ改善の余地があると思う。でも初日としてはマシンのバランスの手応えはよく、両コンパウンドのタイヤで十分な周回数を重ねることができたセッションとなった」

5番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「かなり混乱の一日だったし、通常よりもFP2が重要になった。FP1が中止になったことで、午後のための当初の計画に少し周回数を加えて、最大限の走行時間を得ようとしていた。ラップにはあまり満足できていはいないけど、バクーでリズムを見つけだすのは常に少しトリッキーだし、少し時間がかかるものだ。今日はミディアムを正しい温度に上げるのが簡単ではなかったけど、トラックが進化するにつれてコーナースピードは上がっていくだろうし、明日はタイヤにもう少しエネルギーを入れられるはずだ。ロングランの感触はいいし、ペースもそれほど悪くはなさそうだけど、シングルラップのペースで少し遅れをとっている。フェラーリは本当に強そうだった。ショートランは特にね。明日はタフな戦いになるだろう」

6番手:ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
「今日はいつもとは少し異なる一日になった。P1はインスタレーションラップのみで終ってしまったし、P2ではステアリングホイールに異常があり、その修正をするために時間を要した。P1でもP2でも大事な走行時間を失うことになってしまったので、P2で走行可能になったときは、すぐにプログラムに取りかった。ただ、残念ながらタイヤをロックさせてオーバーステアとなり、ウォールに接触してしまった。ただ、ポジティブな部分としては、アクシデントが起こる前のマシンのフィーリングはとてもよかったと思うので、明日はさらに前進できるようにプッシュしていきたい」

7番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「FP1を逃したことで僕たち全員が予想していたように少し多忙なセッションだった。僕たちを含め、全員が出来る限り多くの走行時間を稼ぎたいと思っているはずだ。いつものバクーのようなかなり多くのイエローフラッグが出ていたけど、出来る限り多くの周回数を走ろうとしていた。チャレンジングなセッションだったけど、あまり落胆はしていない。明日に向けてまだやらなければならない仕事はたくさんあると思う。クルマは快適とはほど遠いし、何ができるか見てみる必要がある」

8番手:アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
「今日のプラクティスセッションはP2のみになってしったけど、(P1を中断したことは)安全面を考慮すると正しい判断だったと思う。ただ、P2開始後すぐの状態で、マシンにはすでに速さがあった。いい準備ができた状態で週末に臨めているし、ロングランに入る前のショートランでも速いタイムを出すことができた。現状ではいい感じだと思っている。もう少しセッティングを熟成し、自分自身もこのサーキットでのF1マシンの走らせ方をもう少し理解すれば、さらにいいタイムが出せるようになると感じている」

9番手:ピエール・ガスリー(レッドブル)
「ショートランはあまり手応えのいいものではなかったけど、ポテンシャルはあるので、しっかりとまとめていけば改善できると思う。一方で、燃料を多く搭載したときのロングランでは満足いく走行ができた。もちろんP1も走れればよかったのけど、P2ではやりたかったことのすべてをこなすことができたので、大きな問題にはならなかった。多くのテストを行い、明日へ向けての方向性がつかめた。手応えは感じているので、今日のセッションはとても前向きな一日になったと思う。ブレーキングは少し難しく、限界を探るために何度かエスケープゾーンに逃げなくてはならないときもあった。周回を重ねるごとにマシンの調子もよくなり、僕自身もマシンの感触には満足している。フェラーリが今日のセッションでは速さをみせていたけど、明日の予選で自分たちがどのくらいできるか楽しみだ。僕たちにはいいレーシングマシンが準備できているので、前向きな週末となりそうだ」

10番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「全体的に望んでいたほど長い一日ではなかったし、アクションも多くなかったけど、それでも僕たちはそれを最大限に活用できたと思う。FP1はほとんどなかったので、2回目のセッションでは路面がかなり進化していた。F2マシンが走ってはいたけど、トラックはかなり改善していた。それでも、とても埃っぽく、滑りやすかったし、運転するのがかなり難しかった。失われた時間を踏まえて、テストをする必要があるものを優先して良い選択ができたと思う。周回数という点でとても忙しいセッションだった。僕たちにとってポジティブな一日ではあったけど、明日はまた別の日だ」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1アゼルバイジャンGP