F1 中国GP 2018年のF1世界選手権
2018年のF1世界選手権 第3戦 中国GPの決勝が15日(日)に上海インターナショナル・サーキットで行われた。

優勝は6番手からスタートしたダニエル・リカルド(レッドブル)。セーフティカー導入時に最適なタイミングでピットインしたリカルドは、ウルトラソフト-ソフト-ソフトと繋いだ最終スティントで1ストップの上位勢を次々とオーバーテイク。45周目に首位に立つとそのままチェッカー。通算6勝目を挙げた。

2位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続き、表彰台を獲得。タイトル争いで首位に立つセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は8位でレースを終えた。

優勝:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「とても楽しいレースだった。かなり楽しいかったね。やっと勝利を信じられるようになったところだ。昨日の僕たちの立場からは今日僕たちがこの場所にいるなんて信じられなかっただろう。僕にとってだけでなく、メカニックやエンジニアにとってもこの結果は大きなご褒美だ。本当に彼らが勝ち取った勝利だ。今日のピットストップや戦略だけでなく、昨日の予選に出られたことで勝利を争うことができるようになったし、彼らもとても誇りに思っているはずだ。フリープラクティスの問題は彼らのせいではなかったけど、彼らのハードワークのすべてが今日の結果を実現した。レースのスタートでは表彰台を争えるかもしれないと考えていたけど、まさか勝てるとは思っていなかった。セーフティカーの後のレースの展開を見て、僕たちにチャンスがあることがわかった。一度勝利の匂いを嗅いだら、もう逃すつもりなかった。チームはセーティカー中に非常に迅速に決定して2台をピットストップに入れたし、その決断が勝利をたぐり寄せた。多くの感情がこみ上げている。インラップでは笑っているだけであまり言葉は出てこなかったけど、表彰台では泣きそうだったし、記者会見ではレース全体のことっや先週のことも考えていた。このスポーツがいかに失望を感じさせて、いかに気持ちを高めてくれるかをね。今夜は全員でお祝いすることができるね」

2位:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
「がっかりしている。今日は表彰台を獲得したのではなく、勝利を失った気分だ。レース序盤とアンダーカットを成功させた後、2位で帰ってくることは僕たちが目指していたものではない。チームは本当に良い仕事をしてくれた。ピットストップは完璧だったし、タイミングもよかった。僕たちはセーフティカーでレースに負けた。セーフティカーが入った時、セバスチャンと僕はすでにピットエントリーを通り過ぎていた。ちょっと不運だった。後続マシンは反応することができたけど、僕らには選択肢がなかった。彼らは新しいタイヤに交換することができたけど、僕はミディアムでほぼ40周近く走ることになってしまったし、最後は遅くなって当然だ。レッドブル、フェラーリ、僕たちはとても拮抗しているし、クルマの開発を続ける必要がある。先週末も今週末もほぼ勝利を手中に収めていたので最悪な気分だ。でも、僕とチームは今まで以上にハングリーになっている。ありがたいことにまだ多くのレースがある」

3位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「かなり苦しいレースだったし、あまり楽しいレースではなかった。スタートでの蹴り出しは良かったけど、その後バックオフしなければならず、いくつか順位を落としてしまった。ピットストップ後のクルマはかなり速かったし、フィーリングは良かった。その時点で僕たちは遅れをとっていたけど、ストレートエンドに他のクルマが見えていた。セーフティカーは僕たちの助けになったし、あのタイミングで僕たちはフレッシュなタイヤを履いていた。セーフティカーが僕たちをレースに戻してくれた。最後は同じミディアムを履いたドライバーに対してまずまずのスピードがあったけど、彼らに近づいて追いかけるのは本当にトリッキーだった。僕たちの方がバルテリよりも速かったのは確かだったけど、特にこの種のサーキットでは接近するとグリップとダウンフォースがかなり失われて難しくなる。彼に十分に仕掛けることができなかった。今日は3位を獲得したけど、フロントローからスタートしているのでは理想とはほど遠い結果だ。次回はもっとうまくやれるよう頑張るつもりだ」

4位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「また今日も難しい1日だった。抑えようとはしていたけど、タイヤが終わってしまっていたし、レッドブル勢を抑え切るのはチャンスはなかった。土曜日と日曜日は僕にとっては災害のように感じた。とにかく昨日からペースがなかったしい、クルマに苦戦していたい。僕たちはパフォーマンスを発揮できなかったけど、落ち込んではいられない。これからタフなバトルが待ち受けていることはわかっているからね。貴重なポイントをさらに失う前に通常レベルのパフォーマンスを取り戻す必要がある。もっと悪くてもおかしくなかった。ポイントランキング面ではマックスに助けられたけど、僕たちにとって忘れたい週末なのは確かだ。苦戦した理由を理解するために懸命に仕事をして、先頭に返り咲先頭に返り咲けるように頑張る必要がある」

5位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「今日は望んでいた結果ではなかったし、僕たちはダブル表彰台の大きなチャンスを逃した。アウトサイドからルイスを抜こうとしたけど、あまりにマーブルが多くてちょっと脹らんでしまった。良いポジションにいたのにダニエルにポジションを奪われることになって悔しかった。それでもまだ1位と2位でフィニッシュする可能性はあったけど、残念ながら、ミスをしてしまった。セブがちょっとタイヤに苦しんでいたので、チャンスがあることはわかっていたし、インサイドから彼を抜こうとしたけど、リアがロックして彼にぶつかってしまった。このようなレース結果になってしまい自分自身に失望している。今日、チームはすべてを完璧に実行していたし、僕たちには素晴らしい戦略があり、クルマもうまくう機能していたので本当に残念だ。現時点では僕の思うように行っていないので、気持ちを切り替えて、分析して、強さを取り戻したい。このような力強い週末を過ごしたチーム、そしてもちろんレースに勝ったダニエルは本当に見事だった」

6位:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
「スタートではクルマが至る所でスライドしていたし、みんながグリップが低かったように思う。僕たちは最初から2ストップ戦略だったしい、強いペースを維持しながらタイヤを持たせなければならなかった。それがうまく成果を挙げたし、セーフティカーも有利に働いて状況が楽になったけど、セーフティカーがなかったとしても競争に勝てていたと思う。今日はペースが良かったし、僕たちはミッドフィールドのなかでトップだったので、全体的に悪い一日ではなかった。8ポイントを獲得することができた。面白いレースだったのは確かだね!」

7位:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)
「今回も僕たちは日曜日の方がパフォーマンスを発揮しているように思うし、ポイントが与えられるのは日曜日なのでそれは良いことだ。自分たちの側からはいいレースができたと思う。13番手でスタートして、1周目が終わった時点で11番手だった。1ストップ戦略だったのでセーフティカーは有利には働かなかった。僕たちはちょうどピットインを終えて、最後まで走り切るための新品タイヤに変えたばかりだったけど、セーフティカーが他の人たちにピットインのチャンスを与えてしまったからね。ハースとフェラーリとは良いバトルができた。ただし、後者のセバスチャン(ベッテル)はマシンにダメージを負ってコーナーで苦しんでいたのでフェアな戦いとは言えないけどね。彼に追いついて、あるコーナーでドアが開いていたので飛び込んだ。難しい週末の後に7位というのはチームにとって素晴らしい結果だけど、僕らに改善が必要なのは間違いない。週末はずっとペースが足りなかったし、レースでの速さも十分ではなかった。以前の年よりグランドスタンドにたくさんの人が来てくれたのは素晴らしいことだった。中国のファンに感謝だ!」

8位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「レースを完走できたのはラッキーだった。接触の後、そこでストップすることさえ考えた。幸いなことにバランスは狂ってしまったけどクルマはまだ動いていた。ピットストップ後にリードを失ったのは理想的ではなかった。前にでれるとかなり確信していたけど、そうはならなかった。セーフティカーのタイミングは僕とバルテリの二人にとって最悪だった。反応するチャンスはなかったからね。その後は明らかにレッドブルの方が速かったし、ダニエルが後ろから迫ってきたときは抵抗する術はなかったし、それはマックスに対しても同じだった。彼がタイヤを少しロックさせる場合に備えてスペースを与えていたけど、彼は激しくロックさせて、僕たちは接触した。彼は自分が間違っているに気付いたと思う。二人ともレースを続けられたのはラッキーだったけど、不必要なことだった。でも、彼がすぐに僕のところに来たことには感謝している。このような問題は面と向かって解決するべきだからね。でも、これは僕たちが目指していた結果ではない」

9位:カルロス・サインツ (ルノー)
「チームにとって今年2度目のダブル入賞だ! よくやった! 本当に良いスタートが切ってレッドブルの1台に並んだけど、1周目に彼は押し出されて、ニコの後ろに後退してしまった。そこからはセーフティカーの助けもあって2ストップ戦略をカバーすることができた。最終スティントではアロンソとマグヌッセンの後ろに引っかかってタイヤがあまりに悪化してしまったし、レースの最後に良い位チャンスを掴むためにセーブしなければならなかった。ベッテルに本当に近づいていた・・・あともう1周あれば彼を捕えられていただろう。全体的により多くのポイントが獲れたので満足しているけど、まだクルマを完全に信頼するにはエンジニアと懸命に作業する必要がある」

10位:ケビン・マグヌッセン (ハース)
「セーフティカーは不運だった。僕たちの戦略は成果を挙げ始めていたけど、最悪のタイミイグでセーフティカーが入った。それがなければあったはずの1ストップ戦略のアドバンテージを生かせなった。ピットに入るべきだったかはわからない。難しい選択だった。非常に不運なタイミングでセーフティカーが入ったと思うし、それによって1ポイント以上を獲得することができなかった。ポイントを獲れたのはOKだけど、もう少し多くを期待していた。シーズンは長いし、ポイントを獲り続けていけることを願っている。チームのしてのパフォーマンスを誇りに思っている。僕たちはそれを維持する必要がある」

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カテゴリー: F1ドライバー | F1中国GP