2016 F1 スペイン 予選
FORMULA 1 GRAN PREMIO DE ESPAÑA PIRELLI 2016

1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「やっとラップをまとめることができたし、とても嬉しい。このようなパフォーマンスが必要だった。そうすることで自分の信念を再確認できる。ニコは今週末とても速いし、0.2秒、もしくはそれ以上に速い時もあった。データでどこで負けているのかわかっていたので、トラック上で答えを見つけなければならなかった。その障害に挑み、乗り越えることができた今は満足感でいっぱいだ。僕がこうして戦えるようにクルマを正しく仕上げてくれたチームに本当に感謝している。これで、僕は予選をきちんと走れた時は3回ともポールを獲ったことになる。今年はまだニコと真っ向勝負ができていないので、明日はそうなることを願っている。ここはオーバーテイクが難しいし、戦略とタイヤの管理が重要だ。このサーキットはとにかくタイヤを消費する。だから、うまくバランスを取ってフィニッシュまで持たせなければならない」

2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「今日はルイスの方が良い仕事をしたけど、本当重要なのは明日だ。僕にとって大きなチャンスなのはレースのスタートだ。今年スタートはうまくいっているし、ルイスは今シーズンまだ1コーナーでリードしたことがない。レースではチャンスがあるはずだ。タイヤの使い方も鍵になるし、正しい戦略を選ぶことが重要だ。かなり面白いレースになると予想している。バトルが楽しみだ。レッドブルにも注意しておかなければならない。ここでは驚くほどフェラーリより強いみたいだからね」

3位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「また土曜日のトップ3に戻ってくることができて本当に嬉しい。明日もここにいられるように頑張るよ! 僕たち二人がフェラーリ勢の前にいることも嬉しいし、2台揃って2列目だなんて凄いことだ。まとめるのに少し時間がかかったけど、Q3は1ラップだとわかっていたし、ペースがあって、どこで決められるかもわかっていた。どうやってすべてをまとめるかの問題だった。それまではまとめることができていなかったけど、重要なQ3でやるべきことをやれたので、とてもハッピーだ」

4位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「予選を楽しむことができた。ラップ毎に良くなっている。今日の目標は自分が楽しむことだったし、クルマには良い感触を得ていた。自分のやるべきことに集中してうまくいったので満足している。こんなに早くクルマに適応できるとは思わなかったし、まさか2列目になれるとも思っていなかったので、ポジティブな気分だ。僕たちは表彰台の近くにいる。明日のレースでは自分たちのポジションをキープしたい」

5位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「あまり楽な一日ではなかった。ベストを尽くしたけど、結果にはちょっとガッカリしている。最終セクターで苦しんでいたし、そこでタイムを大きく失ったことには驚いてない。予選前に少しクルマのセットアップを変えて感触は良くなったけど、ハンドリングをパーフェクトにして、思い通りのラップをまとめるのは簡単ではなかった。昨日のクルマの感触は良かったし、今日の方が速かったけど、風向きが変わっていくつかの場所はかなりトリッキーだった。最後の走りはそれまでと比べれば良かったけど、まだ理想とはほど遠い場所にいる。今日はライバルたちの方が良い仕事をした。仕事を続けて改善し、明日のレースでできることを考えたい」

6位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「人生はタフなものだけど、ここまで離されると思ってはいなかった。午前中は良いリズムがあったんだけどね。クルマをうまく操れなかったし、午前中の感覚が戻らず、ラップも決まらなかった。サプライズだとは思わない。うまくまとめなければここではかなり響くのはわかっているからね。メルセデスとのギャップは今週末ずっと見てきたものよりも大きいと思う。明らかに僕たちはもっとうまくやれたはずだ。レースは予選で上にいればいるほど楽に決まっている。このルールはどこにでも当てはまる。僕たちはスタートと1周目に集中していく。そこからは長いレースなので、いろいろとできることはあるだろう。通常は複数のピットストップがあるので、戦略を練って、自分たちよりも遅い人たちをパスしたい。クルマは6番手よりも速いはずだし、明日に期待している」

7位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「もう少し良い結果を望んでいたけど、良いラップだったし、自分たちのQ3には満足している。フェリペは残念だった。明日は目標を高く掲げてレースではトップ5を狙いたい。良いスタートを切って、良い戦略があれば可能だ。できるだけポジションを上げられるように頑張っていく」

8位:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)
「今日の予選には大満足だよ! 今週末はこれまでずっと強かったし、今日の8番手は僕たちに望める最高の結果だ。僕たちはやり遂げた。Q3での自分のラップにはとても満足している。明日のレースはかなり面白くなりそうだ。自分の母国の観客の前で4列目からスタートできるなんて楽しみだ。母国でのレースはいつだって特別だし、4歳でF1を見始めたときから夢見てきたことだ。ついにここにたどり着き、その夢を生きている。それが物凄い感覚だし、自分自身が楽しんで、来てくれるすべてのファンに良いショーを見せられるよう頑張るよ」

9位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「9番手スタートはとても嬉しい。このサーキットはこれまで僕らたちにとっては厳しいトラックのひとつだったので、アップグレードを持ち込んでQ3に進めたのはとても良かった。Q3のラップはもっと速くなるポテンシャルがあったけど、この結果には満足している。レースでは強いと思っているし、僕たちは良い位置につけている。このサーキットはオーバーテイクが決して簡単ではないので、それが重要だ。最初のスティントではトップ10のすぐ後ろにいるフレッシュなタイヤでスタートするマシンが脅威になるだろうけど、良いタートを切って前をキープできる自信はある。戦略が重要になるだろうし、タイヤマネジメントもそうだけど、バトルに絡むとタイヤを傷めてしまうので楽ではない。大量ポイントを獲れれば、チームが最近やってきたハードワークと努力が報われるだろう」

10位:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
「Q3をテレビで観戦しなかったのは久しぶりだよ! 実際に出走者として参加できてよかったですし、これは新生マクラーレン・ホンダにとって初のQ3進出だ。ただ実際には、僕たちはQ3進出を数戦前に達成していてもおかしくない状況だった。今となってはそのことは気にしていません。まずは今日の結果を喜んで、それから明日のレースに焦点を当て、この予選結果をどのようにワールドチャンピオンシップのポイントにつなげるのかを考えていく。僕たちは今年初めてQ2で使用したタイヤを履いて明日の決勝をスタートするので、少し戦略を練る必要がある。スタート時のタイヤを自由に選択できないのは多少不利だけど、なんとかそのリカバリーをするつもりだ。 それでも、明日は前進することを考えなければならない。ここでそれをするには、スタートとピットストップが肝心だ。つまり、明日はそれほどオーバーテイクが見られないと思う。なので、まずはスタートに集中し、それからタイヤをセーブしながら走る必要がある。ここではタイヤの摩耗が一つの要因となる可能性が高い。 まだ道のりは長いものの、これはいいステップだ」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1スペインGP