F1 バルセロナテスト 2日目:ドライバーコメント
2015年のF1バルセロナ公式テストの2日目が終了した。
2日目は、メルセデスのニコ・ロズベルグが、1分22秒台に突入し、圧倒的な速さをみせた。
これまで度重なるトラブルに見舞われていたマクラーレン・ホンダも101周を走り込み、5番手タイムを記録。また新車VJM08での初テストを実施したフォース・インディアは、半日の走行で77周を走破している。
ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「今日の出だしは難しかったけど、締めくくりはポジティブだった。序盤の走行ではセットアップの数字は適切に思えたけど、実際あるべき状態から程遠かった。珍しいことなので、少し不意をつかれた感じだった。理由がよくわからなかったので、今日はずっとセットアップを追求しながら、適切な方向性を見い出すことに取り組んだ。どの方向に向かえばいいのかを理解するのは本当に厄介だった。クルマはオーバーステアが酷く、トラクションがなくて全然リアが言うことを聞かない。でも、終盤にはようやくいい感じになってきたし、ソフトタイヤを履いたらグリップが得られたので、ソフトタイヤを履いたときのバランスはまったく問題なかった。良いラップになる可能性は少しはあるんだけどね。最後の2周には満足している。どちらも理想通りだったし、うまく締めくくることができて素晴らしい一日になった。優れたクルマだと確信しているし、感触も良くなってきている。同時に、もちろん、他の人たちが速いタイムを刻んでいることにも注目しておかなければならない。何事も思い込みは避けないといけない。素晴らしい仕事をしてくれている最高のチームだ。常にもっと良くしたいし、さらなる改善を求めている。なので、集中して作業するだけだ。まだ作業中だからね」
ダニール・クビアト (レッドブル)
「今日はいくつかトラブルがあったけど、どれも深刻なものではない。もう少し走れたらよかったとは思うけど、それでも今日もたくさん走り込めている。いつだってもっと多くを求めてしまうものだし、改善できることを探っている。でも、全体的には満足している。今日は僕のテスト最終日だ。過去数週間を通して僕のチームがたどり着いたレベルには満足している。正しい方向に進んでいると思うし、お互いにしっかりと理解し合えていると思う。メルボルンに向けてやるべきこともわかっている」
バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日はパフォーマンス作業に集中できたし、ラップタイムを縮められてよかった。僕たちは懸命に作業しているし、まだテストは二日間残っているので、やるべきことはまだある。今日は忙しかったし、まだ力を引き出せることはわかっているけど、ポジティブな気分だし、バランスも良かった。予選の一発の速さだけではなく、長めの走行ももっと見ていかなければならない」
セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「今日は2レース分以上を走ったけど、自分が勝てたかどうかはわからない。他の人が何をしていたのか、それ次第だね! 冗談はさておき、最後のテストで、これまで以上のマイレージを稼くことができたのは最高だと思う。今日はトラブルがなかったし、チームとしてまだやるべきこと、できることもたくさんあるけど、今のところはとっても良い感じだ。何かピンポイントにひとつだけ挙げるとすれば、もう少し速く走りたかったかな。でも、自分たちがどれだけ速いかを判断するのは難しい。予選トリムの作業に励んでいた人たちもいれば、そうではない人たちもいたからね。僕は2014年のフェラーリマシンをドライブしたことがないけど、今年のマシンはかなり大きく前進していると思う。だからといって満足しているということではない。勝ちたければメルセデスを倒さなければならないのは明白だ。彼らの舞台裏で何が行われているかわかればいいんだけどね。これまでに見てきたラップタイムでははっきりしたことはわからないと思う」
ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「まだやらなければならない作業は大量にあるけど、今日は良い一日を過ごせた。これだけ多くのテストを逃すのは決して楽なことではない。でも、僕たちは進歩を遂げている。今日は本当に有益な情報をたくさん得られた。自分たちが最速ではないことはわかっているけど、オーストラリアに行く頃には間違いなく多くの改良を目にすることになるだろう」
ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「少なくとも、自分たちがやり遂げた走行に関しては本当に良い一日だったと思っている。すぐに信頼性のある走りができたことは本当に励みになる。この数週間にわたってファクトリーと現場のみんなが本当に必死に頑張ってくれた。午後の時間だけで77周を走破できたことはチームによる素晴らしい成果だ。確かに目の前には大きな課題が待ち受けているし、いろいろと追いつかなければならないことも多いけど、今のところは本当に満足している。冬季テストのコンディションはかなり特殊なので、2014年型マシンと直接比較するのは難しいけど、クルマの感触は素晴らしい。僕たちのチームは素早く学習することが長所のひとつだし、メルボルンに向けて良いポジションに着くにはできるだけ多くのデータを得る必要がある。明日は、複数のタイヤコンパウンドを試して、クルマでマイレージを重ねながら、もっとロングランに励む予定だ」
マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)
「多くの走行ができ、今日も良い一日だった。僕としては、午後にレース距離を走れたのが最も重要だった。ペースはかなり有望だった。最新のアップデートが施されたクルマをドライブするのは初めてだったけど、とてもうまく機能しているようだし、とても満足している。メルボルン前に走るのは日曜日がラストチャンスなので、できるだけ多くの距離を走って、クルマを改善し、パッケージ全体の理解を深めることが重要になる」
パストール・マルドナド (ロータス)
「今日は長時間にクルマを走らせることができた。140周を走ってもまだフレッシュな気分なのは、冬に取り組んだトレーニングプログラムのおかげだね! たくさんのことを評価したし、考えることもかなりあったけど、メルボルンが間近に迫っている中でレースシミュレーションができたのは良かったと思う。今日の作業で得た多くの情報を調べていかなければならない。日曜日にまたマシンに乗るのを楽しみにしている」
フェリペ・ナスル (ザウバー)
「今日はプログラムを全て終えられたし、本当に生産的な一日だった。午前はソフトとミディアムのコンパウンドでショートランを走り、クルマの良い感触を得られていたので、それは本当にポジティブだと思う。昼休み後は別のタイヤでレースシミュレーションに取り組んだ。良い練習になった。ロングランでのクルマにもさらに理解を深められた。マシンバランスにもとても満足している。今日もまた前進を遂げられた。この方向にプッシュし続けていかなければならない」
関連:F1バルセロナテスト2日目:ニコ・ロズベルグがトップタイム
カテゴリー: F1 / F1ドライバー
2日目は、メルセデスのニコ・ロズベルグが、1分22秒台に突入し、圧倒的な速さをみせた。
これまで度重なるトラブルに見舞われていたマクラーレン・ホンダも101周を走り込み、5番手タイムを記録。また新車VJM08での初テストを実施したフォース・インディアは、半日の走行で77周を走破している。
ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「今日の出だしは難しかったけど、締めくくりはポジティブだった。序盤の走行ではセットアップの数字は適切に思えたけど、実際あるべき状態から程遠かった。珍しいことなので、少し不意をつかれた感じだった。理由がよくわからなかったので、今日はずっとセットアップを追求しながら、適切な方向性を見い出すことに取り組んだ。どの方向に向かえばいいのかを理解するのは本当に厄介だった。クルマはオーバーステアが酷く、トラクションがなくて全然リアが言うことを聞かない。でも、終盤にはようやくいい感じになってきたし、ソフトタイヤを履いたらグリップが得られたので、ソフトタイヤを履いたときのバランスはまったく問題なかった。良いラップになる可能性は少しはあるんだけどね。最後の2周には満足している。どちらも理想通りだったし、うまく締めくくることができて素晴らしい一日になった。優れたクルマだと確信しているし、感触も良くなってきている。同時に、もちろん、他の人たちが速いタイムを刻んでいることにも注目しておかなければならない。何事も思い込みは避けないといけない。素晴らしい仕事をしてくれている最高のチームだ。常にもっと良くしたいし、さらなる改善を求めている。なので、集中して作業するだけだ。まだ作業中だからね」
ダニール・クビアト (レッドブル)
「今日はいくつかトラブルがあったけど、どれも深刻なものではない。もう少し走れたらよかったとは思うけど、それでも今日もたくさん走り込めている。いつだってもっと多くを求めてしまうものだし、改善できることを探っている。でも、全体的には満足している。今日は僕のテスト最終日だ。過去数週間を通して僕のチームがたどり着いたレベルには満足している。正しい方向に進んでいると思うし、お互いにしっかりと理解し合えていると思う。メルボルンに向けてやるべきこともわかっている」
バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日はパフォーマンス作業に集中できたし、ラップタイムを縮められてよかった。僕たちは懸命に作業しているし、まだテストは二日間残っているので、やるべきことはまだある。今日は忙しかったし、まだ力を引き出せることはわかっているけど、ポジティブな気分だし、バランスも良かった。予選の一発の速さだけではなく、長めの走行ももっと見ていかなければならない」
セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「今日は2レース分以上を走ったけど、自分が勝てたかどうかはわからない。他の人が何をしていたのか、それ次第だね! 冗談はさておき、最後のテストで、これまで以上のマイレージを稼くことができたのは最高だと思う。今日はトラブルがなかったし、チームとしてまだやるべきこと、できることもたくさんあるけど、今のところはとっても良い感じだ。何かピンポイントにひとつだけ挙げるとすれば、もう少し速く走りたかったかな。でも、自分たちがどれだけ速いかを判断するのは難しい。予選トリムの作業に励んでいた人たちもいれば、そうではない人たちもいたからね。僕は2014年のフェラーリマシンをドライブしたことがないけど、今年のマシンはかなり大きく前進していると思う。だからといって満足しているということではない。勝ちたければメルセデスを倒さなければならないのは明白だ。彼らの舞台裏で何が行われているかわかればいいんだけどね。これまでに見てきたラップタイムでははっきりしたことはわからないと思う」
ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「まだやらなければならない作業は大量にあるけど、今日は良い一日を過ごせた。これだけ多くのテストを逃すのは決して楽なことではない。でも、僕たちは進歩を遂げている。今日は本当に有益な情報をたくさん得られた。自分たちが最速ではないことはわかっているけど、オーストラリアに行く頃には間違いなく多くの改良を目にすることになるだろう」
ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「少なくとも、自分たちがやり遂げた走行に関しては本当に良い一日だったと思っている。すぐに信頼性のある走りができたことは本当に励みになる。この数週間にわたってファクトリーと現場のみんなが本当に必死に頑張ってくれた。午後の時間だけで77周を走破できたことはチームによる素晴らしい成果だ。確かに目の前には大きな課題が待ち受けているし、いろいろと追いつかなければならないことも多いけど、今のところは本当に満足している。冬季テストのコンディションはかなり特殊なので、2014年型マシンと直接比較するのは難しいけど、クルマの感触は素晴らしい。僕たちのチームは素早く学習することが長所のひとつだし、メルボルンに向けて良いポジションに着くにはできるだけ多くのデータを得る必要がある。明日は、複数のタイヤコンパウンドを試して、クルマでマイレージを重ねながら、もっとロングランに励む予定だ」
マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)
「多くの走行ができ、今日も良い一日だった。僕としては、午後にレース距離を走れたのが最も重要だった。ペースはかなり有望だった。最新のアップデートが施されたクルマをドライブするのは初めてだったけど、とてもうまく機能しているようだし、とても満足している。メルボルン前に走るのは日曜日がラストチャンスなので、できるだけ多くの距離を走って、クルマを改善し、パッケージ全体の理解を深めることが重要になる」
パストール・マルドナド (ロータス)
「今日は長時間にクルマを走らせることができた。140周を走ってもまだフレッシュな気分なのは、冬に取り組んだトレーニングプログラムのおかげだね! たくさんのことを評価したし、考えることもかなりあったけど、メルボルンが間近に迫っている中でレースシミュレーションができたのは良かったと思う。今日の作業で得た多くの情報を調べていかなければならない。日曜日にまたマシンに乗るのを楽しみにしている」
フェリペ・ナスル (ザウバー)
「今日はプログラムを全て終えられたし、本当に生産的な一日だった。午前はソフトとミディアムのコンパウンドでショートランを走り、クルマの良い感触を得られていたので、それは本当にポジティブだと思う。昼休み後は別のタイヤでレースシミュレーションに取り組んだ。良い練習になった。ロングランでのクルマにもさらに理解を深められた。マシンバランスにもとても満足している。今日もまた前進を遂げられた。この方向にプッシュし続けていかなければならない」
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