F1バルセロナテスト2日目:ドライバーコメント
F1スペインGP後にカタロニア・サーキットで開催された2日間のインシーズンテストが終了した。
2日目のトップタイムを記録したのはロータスのパストール・マルドナド。2番手のニコ・ロズベルグは、午前中にエンジンの音量アップを狙った“メガホンエキゾースト”をテストして注目を集めた。
次戦、F1モナコGPは6月8日(日)に決勝レースが行われる。
セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「昨日のトラブルの影響で午前中は出て行くのが少し遅れたけれど、午後は生産的だったし、走行時間を考えればかなり多くの距離を走れたので良かったと思う。先週末に使ったタイヤを装着した。クルマをもっと理解したいし、かなり学べたと思うので、完璧とはいかなかったけど、有益な一日だったと思う」
ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「レース週末に実際に効果的なテストを行うことができないので、今日のような日は本当に貴重だ。レース週末は次から次へと変わっていくので、このような一定のカタチで連続して物事を比較することはできない。みんながエキゾーストについて話しているけど、正直、音的にはそれほど違いはなかったように思う。もちろん、FIAやファンがやってほしいと望むことにトライできることは嬉しい。でも、たぶんこれは適切なソリューションではなかったかもしれない。僕たちが集中していた作業のひとつはブレーキングだ。僕はまだ今年ブレーキングに完全に満足できていないので、引き続き改善方法を調査している。今シーズンのチームにとってやや弱点であるスタートについても作業した。かなり洗練された手順だし、クラッチや本当に複雑なものが関わっているので簡単では。でも、興味深いことを学べた。それ以外はいつものテストと同じようにセットアップやエンジンマネジメントの作業に取り組んだ。僕たちはライバルに対してアドバンテージをさらに増やすことを目指している。チームは本当に良い仕事をしていると思う。もちろん、次はモナコなので、まったく別物で特別なレースだ。それでも、僕たちのクルマはあらゆるエリアで強いし、モナコでも同じくらいコンペティティブでない理由はない」
パストール・マルドナド (ロータス)
「完璧な一日だったし、僕にとっては今シーズンで初めてノーマルなテスト日だった。問題はひとつもなかったし、昨日と比較して路面コンディションも良かったので、かなり走り込めた。予定していたプランややりたかったことを全て完了できた。クルマについてさらに学べたし、セットアップやパフォーマンスは常に改善しているので、もっとプッシュしていけると感じている。今日は大きなステップを果たせたし、残りのシーズンがもっと良くなることを願っている」
ストフェル・バンドーン (マクラーレン)
「僕にとっては最高の一日だった。F1マシンを走らせたのは初めての経験だったし、多くの距離を走れて、本当に素晴らしいチャンスだった。チームに心から感謝したい。全員がかなり助けてくれたし、理解を示してくれた。テストプログラムに貢献できたこともうれしい。今日136周を走れたのは偉業だと思うし、僕としてはF1スーパーライセンスを取得する資格を得られたので素晴らしいことだ。今は自分にとっての次のイベントである来週の金曜日と土曜日のモンテカルロswのGP2レースに集中している。バルセロナのトリッキーな週末から巻き返せるように期待しているし、モナコで最高の結果を残したい」
ダニエル・ジュンカデラ (フォース・インディア)
「今日は楽しかった。チームとテストに取り組むのは2回目だし、VJM07のことを学び続けられるのは貴重なチャンスだ。最後にクルマンを走らせたのは路面が冷たくて濡れていた1月のヘレスだったので、一日中ドライだったのは嬉しい。今日の一番の仕事はピレリタイヤを評価することだったので、セットアップを変更することはあまりできなかった。とにかくタイヤのフィードバックを集めてピレリに渡すことに集中したし、うまくできたと思っている」
スージー・ヴォルフ (ウィリアムズ)
「FW36をドライブするのは今回が初めての機会でしたし、これまでのシーズンとは大きく異なる新しいクルマの運転方法について多くのことを学べました。昨年のクルマはハードにプッシュすれば速く走れましたが、今年はもっといろんな要素を管理しなければいけません。それのクルマはかなりトルクが増えているので、習得するのがちょっと難しくですし、セッションの最初はそこに時間を取られてしまいました。全体的にはチームにとって生産的な一日だったと思いますし、予定していた空力やメカニカル面の評価を素早く終えるなど、チームと一緒にうまく取り組めたと思います。その後は多くの距離を走ってクルマの特性を理解できましたし、この新しいスタイルのパワーユニットからパワーを最大限に引き出す方法も理解できたと思っています」
ジュール・ビアンキ (マルシャ)
「午前中はとてもポジティブだったし、昨日完了した作業のいくつかを調べて、午後のパフォーマンステストに向けて適切な方向に小さな前進を遂げられた。メカニカルトラブルに見舞われたことのは本当に残念だ。午後のセッション時間を大きく失ってしまったし、終盤のソフトタイヤでの走行が1周しかできなかったからね。言うまでもなく、失った時間を埋めるためにそのラップは全力で走ったよ。今日は全てをうまくまとめるには完璧なコンディションだった。最終的にソフトで走ったラップにも、今日の全体的な内容にも満足している。チームは、レースでもテストでも、スペインで過ごした全ての時間で本当に信じられないくらいの仕事を果たしてくれた。バンブリーの技術部門がこんなに大きなアップグレードをもたらしてくれたおかげだ。いくつかかなり重要な情報を得てスペインを離れることができる。中団グループで僕たちがさらに一歩前進したことはわかっている。モナコでどうなるか楽しみだ。僕にとってはホームレースなので、当然、良いチームリザルトを残せることを願っている」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー
2日目のトップタイムを記録したのはロータスのパストール・マルドナド。2番手のニコ・ロズベルグは、午前中にエンジンの音量アップを狙った“メガホンエキゾースト”をテストして注目を集めた。
次戦、F1モナコGPは6月8日(日)に決勝レースが行われる。
セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「昨日のトラブルの影響で午前中は出て行くのが少し遅れたけれど、午後は生産的だったし、走行時間を考えればかなり多くの距離を走れたので良かったと思う。先週末に使ったタイヤを装着した。クルマをもっと理解したいし、かなり学べたと思うので、完璧とはいかなかったけど、有益な一日だったと思う」
ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「レース週末に実際に効果的なテストを行うことができないので、今日のような日は本当に貴重だ。レース週末は次から次へと変わっていくので、このような一定のカタチで連続して物事を比較することはできない。みんながエキゾーストについて話しているけど、正直、音的にはそれほど違いはなかったように思う。もちろん、FIAやファンがやってほしいと望むことにトライできることは嬉しい。でも、たぶんこれは適切なソリューションではなかったかもしれない。僕たちが集中していた作業のひとつはブレーキングだ。僕はまだ今年ブレーキングに完全に満足できていないので、引き続き改善方法を調査している。今シーズンのチームにとってやや弱点であるスタートについても作業した。かなり洗練された手順だし、クラッチや本当に複雑なものが関わっているので簡単では。でも、興味深いことを学べた。それ以外はいつものテストと同じようにセットアップやエンジンマネジメントの作業に取り組んだ。僕たちはライバルに対してアドバンテージをさらに増やすことを目指している。チームは本当に良い仕事をしていると思う。もちろん、次はモナコなので、まったく別物で特別なレースだ。それでも、僕たちのクルマはあらゆるエリアで強いし、モナコでも同じくらいコンペティティブでない理由はない」
パストール・マルドナド (ロータス)
「完璧な一日だったし、僕にとっては今シーズンで初めてノーマルなテスト日だった。問題はひとつもなかったし、昨日と比較して路面コンディションも良かったので、かなり走り込めた。予定していたプランややりたかったことを全て完了できた。クルマについてさらに学べたし、セットアップやパフォーマンスは常に改善しているので、もっとプッシュしていけると感じている。今日は大きなステップを果たせたし、残りのシーズンがもっと良くなることを願っている」
ストフェル・バンドーン (マクラーレン)
「僕にとっては最高の一日だった。F1マシンを走らせたのは初めての経験だったし、多くの距離を走れて、本当に素晴らしいチャンスだった。チームに心から感謝したい。全員がかなり助けてくれたし、理解を示してくれた。テストプログラムに貢献できたこともうれしい。今日136周を走れたのは偉業だと思うし、僕としてはF1スーパーライセンスを取得する資格を得られたので素晴らしいことだ。今は自分にとっての次のイベントである来週の金曜日と土曜日のモンテカルロswのGP2レースに集中している。バルセロナのトリッキーな週末から巻き返せるように期待しているし、モナコで最高の結果を残したい」
ダニエル・ジュンカデラ (フォース・インディア)
「今日は楽しかった。チームとテストに取り組むのは2回目だし、VJM07のことを学び続けられるのは貴重なチャンスだ。最後にクルマンを走らせたのは路面が冷たくて濡れていた1月のヘレスだったので、一日中ドライだったのは嬉しい。今日の一番の仕事はピレリタイヤを評価することだったので、セットアップを変更することはあまりできなかった。とにかくタイヤのフィードバックを集めてピレリに渡すことに集中したし、うまくできたと思っている」
スージー・ヴォルフ (ウィリアムズ)
「FW36をドライブするのは今回が初めての機会でしたし、これまでのシーズンとは大きく異なる新しいクルマの運転方法について多くのことを学べました。昨年のクルマはハードにプッシュすれば速く走れましたが、今年はもっといろんな要素を管理しなければいけません。それのクルマはかなりトルクが増えているので、習得するのがちょっと難しくですし、セッションの最初はそこに時間を取られてしまいました。全体的にはチームにとって生産的な一日だったと思いますし、予定していた空力やメカニカル面の評価を素早く終えるなど、チームと一緒にうまく取り組めたと思います。その後は多くの距離を走ってクルマの特性を理解できましたし、この新しいスタイルのパワーユニットからパワーを最大限に引き出す方法も理解できたと思っています」
ジュール・ビアンキ (マルシャ)
「午前中はとてもポジティブだったし、昨日完了した作業のいくつかを調べて、午後のパフォーマンステストに向けて適切な方向に小さな前進を遂げられた。メカニカルトラブルに見舞われたことのは本当に残念だ。午後のセッション時間を大きく失ってしまったし、終盤のソフトタイヤでの走行が1周しかできなかったからね。言うまでもなく、失った時間を埋めるためにそのラップは全力で走ったよ。今日は全てをうまくまとめるには完璧なコンディションだった。最終的にソフトで走ったラップにも、今日の全体的な内容にも満足している。チームは、レースでもテストでも、スペインで過ごした全ての時間で本当に信じられないくらいの仕事を果たしてくれた。バンブリーの技術部門がこんなに大きなアップグレードをもたらしてくれたおかげだ。いくつかかなり重要な情報を得てスペインを離れることができる。中団グループで僕たちがさらに一歩前進したことはわかっている。モナコでどうなるか楽しみだ。僕にとってはホームレースなので、当然、良いチームリザルトを残せることを願っている」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー