ダニール・クビアト 「ホンダのF1撤退というニュースには驚いた」 / アルファタウリ・ホンダ F1アイフェルGP プレビュー
アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトが、2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPへの意気込みとともに、先日F1撤退を発表したホンダへの思いを語った。

「ロシアを振り返ると、レース後半は遅いマシンの後ろに引っかかってしまって少しフラストレーションを感じたけど、ホームレースの内容としてはかなり満足している」とダニール・クビアトはコメント。

「僕たちはチームのために良いポイントを獲得したし、レースペースはとても強力だった。グランドスタンドにファンがいることがいかにクールであるかも忘れていた。ファンがいないレースによってその良さがさらに分かったし、観客をいて、僕の名前を言ってくれているのを耳にしてかなり気合が入った。今年は観客の重要性が別の視点から分かったと言わなければならない」

「全体的に最近の自分のパフォーマンスには満足している。スパ以降、ずっと上昇傾向になる。エンジニアとの進め方にかなり満足しているし、競争力をつけるために何が必要かについての理解が深まっている。ソチは正しい方向への一歩だったし、ニュルブルクリンクにむけて学び続け、懸命にプッシュしていきたいと思っている」
「ニュルブルクリンクでレースをするのはかなり久しぶりだ。実際、GP3でそこに行ってから7年ぶりになる。多くの歴史があって、とてもクールでクラシックな古き良きトラックだ。あの場所に戻ることに興奮している。天候が話題になっているけど、かなり寒くなるようだね。テストで何度か遭遇したことはあるけど、極端に寒いコンディションでレースをしたことは一度もないので、興味をそそられる。期待できるのは雪が降らないことだけだ!」

「特に際立ったセクションがあるわけではないけど、ドライブしていて楽しいトラックだ。いくつか遅いシケインや高速コーナーもあって面白い。ターン1はかなりの勾配の下り坂でブレーキングするのでちょっとトリッキーかもしれない。特にオープニングラップはね。それに取り組むにはいくつかの方法があるし、良いラインを見つける方法がある」

「今週末、僕たちのパフォーマンスがどのように機能するかについては、ロシアでいくつか励みになる兆候が見られたし、それを続けられれば、常にうまくやるチャンスはある。コンディションに巻き込まれないことを願っている。ミッドフィールドのいくつかはとても競争力があるけど、僕たちは常にその戦いのどこかにいる」

「ホンダが来年末でF1を離れるというニュースを聞いて驚いた。彼らのエンジニアと一緒に仕事をするのを楽しんでいるので、個人的に悲しく思うし、レースという点でもがっかりしている。彼らが僕たちに可能な限り最高のパワーユニットを与えるために懸命に仕事をしてくれているし、これまでいくつか素晴らしい結果を残してきたからね。現場のホンダのスタッフは本当に熱心だし、彼らがまだスポーツにいる間はプッシュし続けてくれると確信している」

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カテゴリー: F1 / ダニール・クビアト / ホンダF1 / F1ドイツGP / スクーデリア・アルファタウリ