ダニール・クビアト、レッドブル昇格の可能性には「欲張ることはできない」
ダニール・クビアトは、2020年にレッドブルに復帰する可能性について“欲張ることできない”と認め、トロロッソで“可能な限りベストな仕事”をすることに集中していると語る。

ダニール・クビアトは、かつて今のピエール・ガスリーと同じ立場に陥っていた。2016年にダニール・クビアトはマックス・フェルスタッペンと入れ替わる形でトロロッソに降格し、2017年末にはF1シートを失っただけでなく、レッドブルのプログラム自体からも外された。

1年間フェラーリでのシミュレータードライバーを経て、ダニール・クビアトは今年トロロッソ・ホンダでF1およびレッドブル・ファミリーに復帰。F1ドイツGPではトロロッソに11年ぶりの表彰台をもたらした。

しかし、レッドブルは成績不振のピエール・ガスリーの後任として、ダニール・クビアトではなく、ルーキーのアレクサンダー・アルボンを抜擢。モータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、クビアトを含めた3名のドライバーの誰を2020年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトにするかを残りのレースで評価していくと述べている。

「レッドブルは常にオープンだ。誰かがパフォーマンスを発揮できない場合は常にプレッシャーがかかる。ジュニアチームの他の誰かがパフォーマンスを発揮している場合は特にね。今後数ヶ月でそれは変わらないだろう」とダニール・クビアトはコメント。

「なんとかF1に戻ってこれただけでも信じられないことなので、あまり欲張ることはできない。でも、メディアの皆さんは僕が復帰してから数ヶ月でシニアチームに僕を推進していたけど、多くのことが速く進んでいった」

「レッドブルには独自の計画があるし、彼らが何が彼らにとってベストであるかをわかっている。とにかく僕は仕事を続けていくだけだし、さっきも言ったように僕の仕事は残りのレースでトロロッソのためにベストを尽くすことだ。自分にできる限りのことを続けていくつもりだ」

最近、ダニール・クビアトは、自分に代わってレッドブルに昇格したアレクサンダー・アルボンは、レースの大部分で自分よりも後ろを走っていたとし、“称賛されすぎ”だとこぼしている。

ヘルムート・マルコは、2020年に誰がレッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めるかは“F1アメリカGP後”に評価すると語っている。

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カテゴリー: F1 / ダニール・クビアト / レッドブル・レーシング / トロロッソ / ホンダF1