2021年のF1世界選手権:F1中国GP、シーズン後半への延期を要請…新型コロナウイルスが再流行
F1中国GPのプロモーターは、2021年のF1世界選手権の第4戦として上海インターナショナル・サーキットで開催予定だったグランプリのシーズン後半へのリスケジュールを希望している。

昨年は新型コロナウイルスの世界的な大流行を受けて大幅な改定を余儀なくされたF1だが、2021年シーズンのために史上最多の23戦の楽観的とも思えるカレンダーを発表。だが、昨年と同じような状況が繰り返されることになりそうだ。

年末から新型コロナウイルスは変異種が登場して、世界的に再流行。各国でロックダウンや渡航制限が行われており、3月21日に開幕戦が予定されていたF1オーストラリアGPは延期の可能性が高まっている。

そのような状況のなか、4月11日に第3戦として上海で開催される予定のF1中国GPもプロモーターが今年後半への延期を求めていることが明らかになった。

F1中国GPのプロモーターであるJuss Eventのゼネラルマネージャーを務めるヤン・イービンは「我々はほぼ毎週、電話会議を通じてF1と連絡を取り合っている」と語った。

「例年通り、カレンダーは設定されてはいるが、F1レースが今年前半の4月に開催されるかどうかは非常に不確実だ」

「我々はシーズン後半への移動を目指しており、シーズン後半への移動を希望する旨を正式に提出した」

現時点で本来F1ベトナムGPが予定されていた4月25日の第4戦の枠は未定となっており、F1中国GPが延期になった場合、4月の開催枠は空白ということになる。すでに4月18日にポルトガル、4月25日にイモラでの代替開催が報じられている。

また、オーストラリアGPが延期となった場合には、第2戦として3月28日に予定されていたF1バーレーンGPが2021年の開幕戦となる見込みだ。

F1の広報担当者は「F1は2021年に23戦のレースカレンダーを設定しており、その計画を完全に実現できることを期待している」とコメント。

「F1は安全な形でレースを再開できることを証明した。F1が3月に戻ってくることを楽しみにしている」

中国は新型コロナウイルスの発生源であり、昨年、正式に延期された最初のイベントとなったが、昨年6月までに改訂版のカレンダーで上海がダブルヘッダーレースを主催するという話もあった。現在もホスティング料の面で最も支払われているフライアウェイイベントに引き続き焦点が当てられている。

「FOMは、議論の中で上海で2つのレースを主催できるかどうか尋ねてきた」と上海のスポーツ局長であるヤン・イービンは上海人民広播種ラジオ局に語った。

「まだ未定だ。パンデミックの状況による。国際的なスポーツ組織は、中国と上海でのこれらのワールドクラスのスポーツイベントに大きな関心を持っている」

「パンデミックによるイベントの多くの変更にもかかわらず、我々はいくつかのイベントについて国際的なスポーツ団体や各国の協会からの支援を受けている」

「今年の後半に移動させられるかどうかは、市政府の計画に依存する。あらゆる国際的なイベントをシーズン後半に開催することなった場合、都市のキャパシティをオーバーするだろう」

「連続してイベントを開催するためには、警察や衛生局などに多額の公的資源を投入する必要がある。したがって、公的資源の不足に直面する恐れがあり、また、マーケティング面でも難しい」

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カテゴリー: F1 / F1中国GP / FIA