F1のチェイス・キャリーCEO、2021年レギュレーションの投票に自信
F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、2021年のF1レギュレーションに各チームが賛成票を投じてくれるだろうと自身をみせる。

10月31日(木)、F1は2011年の新しいレギュレーションの公開日を迎える。F1は『F1 2021 - coming soon...』と題したティザー動画を公式サイトに掲載している。

チェイス・キャリーは「投票については良い感触だ。我々はチームたちと共に長いプロセスを経ており、今月初めに投票されたものを世界モータースポーツ評議会に通した」とコメント。

「投票で承認されることを願っているし、期待しているが、最終的に投票をコントロールすることはできない。それが完了したことはポジティブだと思う。流れを変えるようなプロセスになるかどうかはわからないが、やってみるまでは終わらない。背後で大量のことが発生するわけではないだろうが、前へのポジティブな一歩になると思う」

投票には、コストを削減し、パフォーマンス面のギャップを縮めるためにコストキャップも含まれているが、ガバナンスと収益分配に関する議論として続くことになりそうであり、チェイス・キャリーは、チームとこれらの問題について“進んだ話し合い“を続けていると語る、

1億7,500万ドル(約190億円)のコストキャップは議論の的となってきたおり、一部報道では豊富な予算を持つチームが制限緩和を狙って2020年に過剰に出費するのではないかとの見方もなされている。

だが、チェイス・キャリーはそういった見方を否定する。

「ノイズはあるが、現実的にチームは何があろうと毎年マシンを作り直している。これは移行期間であり、移行期間を経て前に進むことが重要だと我々は感じている」

「議論の一部には、移行期間がどういった結果になるかについての問題に反対して実施を延期するというものもあった。実際に進んでいるのは、ビジネス、コース上のスポーツ、チームにとってより健全であり、長期的な構造への移行だ」

「翌年に向けての移行期間で、彼らはマシンを作り直すときに毎年やることをするだけだ」



このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / チェイス・キャリー / リバティ・メディア