チェイス・キャリー
フォーミュラ・ワン・グループの新会長となるチェイス・キャリーは、F1シンガポールGPでチーム代表らと面会した。

F1の筆頭株主だったCVCキャピタルパートナーズは、保有するF1株式をアメリカのリバティメディアに売却することで合意している。

21世紀FOXの副会長でもあるチェイス・キャリーは「リバティメディアの話はもういい。これからはF1だ」と Bild am Sonntag にコメント。

シンガポールの高層ビル群の中を駆け抜けるナイトレースを見たチェイス・キャリーは「ここにいられて信じられないほど胸が躍っている。F1は初体験なのでね」と述べた。

メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、チェイス・キャリーとの面会について「彼はアメリカから豊富な経験を持ってきている。我々のスポーツに大きな関心を寄せていることが感じられるし、『これからたくさん質問する』と言っていた」と Speedweek にコメント。

「それが気に入ったよ。正しい態度だ」

Bild am Sonntag によると、バーニー・エクレストンは16日(金)にはチェイス・キャリーと行動を共にしていたが、17日(土)にチェイス・キャリーが各チームを訪れた際は姿がなかったという。

バーニー・エクレストンは、引き続きフォーミュラ・ワン・グループのCEOを続けることになっているが、辞任するのではないかという噂が再燃している。

元FIA会長のマックス・モズレーは、新オーナーとエクレストンが対立する可能性もあると話していた。

マックス・モズレーのコメントについて、バーニー・エクレストンは「マックスは私を非常によく知っている」とコメント。

「万が一、私が正しいと思わない方向に進んだ場合、私が間違っているかもしれないが、その場合は、間違いなく私が消えることになるだろう」

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カテゴリー: F1 / チェイス・キャリー / リバティ・メディア