シャルル・ルクレール F1アゼルバイジャンGPで5年連続ポール狙う

レッドブルが支配する近年の時代においても、バクー市街地サーキットはルクレールにとって幸運の舞台となってきた。フェラーリのルクレールは、2021年から2024年のマックス・フェルスタッペンのタイトル獲得シーズンすべてでアゼルバイジャンGP予選最速を記録している。
これに対し、他のドライバーでポールを獲得したのは1回ずつのみで、バルテリ・ボッタス、セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグが名を連ねている。
「自然に出てくるんだ」とルクレールは予選での成功について語った。「僕は普段から市街地コースでかなり強いと感じているし、ここでは他にも何かが作用して特に強さを引き出しているのかもしれない。ここに戻ってくるのは良い気分だし、普段から僕はここで強いと分かっている」
「ただ、週末に向けての心構えは変わらない。いつもと同じ準備をして、過去をあまり見すぎないようにしているけれど、間違いなくドライブするのが好きなサーキットなんだ」
さらに彼はこう続けた。「新品タイヤでの1周のアタックでは、時にクルマの弱点を少し隠せることがある。でもロングランでは、デグラデーションが効いてくると、その弱点を隠すのは本当に難しくなる」
ルクレールの土曜のパフォーマンスは目を見張るものがあるが、これらのポールポジションはいずれも勝利にはつながっていない。それでも過去2シーズンはいずれも表彰台を獲得している。
今回も予選での快挙再現は容易ではないと認め、彼はこう語った。「マクラーレンが倒すべきチームになるだろう。レッドブルもモンツァではマックスがとても強力で、おそらく新しい要素をクルマに持ち込んで大きな前進を果たしたと思うから、彼らもマクラーレンと一緒に前に来るだろう」
「僕たちは彼らの後ろになると思うけれど、ここは特に僕が好きなトラックで、予選で1周のアタックにおいて特に良いパフォーマンスを見せてきた場所だ。レースではクルマの本当のパフォーマンスを隠すのは少し難しいけれど、できる限りのことをして何が可能かを見ていきたい」
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