シャルル・ルクレール ルイス・ハミルトン獲得のフェラーリF1に幻滅?
シャルル・ルクレールはルイス・ハミルトンのフェラーリF1加入を歓迎していると言われていたが、イタリアのメディアはそうではないと報じている。

ハミルトンは昨年8月に交わしたばかりのメルセデスとの2年契約の離脱条項を発動させ、将来のスクーデリア・フェラーリ移籍を確定させたため、ルクレールは2025年に新たなチームメイトを迎えることになるが、これはほとんど誰も予想していなかった動きだ。

フェラーリは2023年にレッドブル以外で唯一グランプリを制したカルロス・サインツに代わり、ハミルトンとルクレールという興味深い、そして波乱に満ちたパートナーシップを形成することになるが、ルクレールはこの契約に明らかに幻滅しているとされ、その可能性はさらに高まっている。

ハミルトンのフェラーリ移籍に面食らうルクレールとマネジメント陣
フェラーリの将来のコンビは興味深い力関係を示している。アカデミーを卒業し、新たなタイトル獲得の申し子でもあるルクレールは、つい最近フェラーリとの新契約にサインしたばかりだが、2024年のF1タイトル獲得が叶わなければ、2025年にフェラーリで記録的な8度目のタイトル獲得を狙う7度のワールドチャンピオンであり、F1の象徴でもあるハミルトンと対峙することになる。

それにもかかわらず、イタリアのメディアは当初、ルクレールがハミルトンとの交渉を知り、F1で最も成功を収めているドライバーと自分を試すチャンスを「歓迎」していると報じていた。しかし、Corriere dello Sportはそれは違うと聞いていると報じている。

スクーデリア・フェラーリ

同誌は、ルクレールと彼のマネジメント陣は「フェラーリの決定にショックを受け、失望した」と報じており、ルクレールが期限を定めずに契約延長にサインした当時、ルクレールらは「これから何が起こるのか全く分かっていなかった」という。

彼らは「弱さを明かさない」ために、この件について口を閉ざしていると主張されている。

「さまざまな感情で満たされたクレイジーな数日間だった」とルイス・ハミルトンは書いた。

「でも、みんなも知っているように、メルセデスでの素晴らしい11年間を経て、僕の人生の新たな章を始める時が来た。2025年にフェラーリに加入する」

「メルセデスで子どもの頃に夢見たようなことを成し遂げた後、もうひとつの子どもの頃の夢をかなえるチャンスがあるなんて、信じられないほど幸運だと感じている。フェラーリの赤いクルマで走ることだ」

メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、ハミルトンの後任にどのようなドライバーをターゲットにするかはまだ考えられておらず、現段階ではルーキーから経験豊富なF1スターまで誰が候補になる可能性があると語った。

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / ルイス・ハミルトン